どうも、パンク大好きデミさん(@Takenoco0803・@demisansan)です。
11/14(火)SHANKのライブを観に横浜FADまで行ってきました。
楽しかった。むちゃくちゃ楽しかった。
だって自由なんだもん。基本ライブハウスは好きにやっていいんですよ。
そんなレポを書いてみました。
F.A.D YOKOHAMA
会場はF.A.D YOKOHAMA。キャパは380人とのこと。

レイトンハウス1Fです
JR「石川町」駅から徒歩5分位でしたかね。
コインロッカーはないけどクロークサービス(500円)があるので助かりました。
道中には居酒屋さんから御飯を食べるところからお店が沢山あるので、ライブ後の空腹を満たせます。さすが元町。
会場内の写真は撮ってないけど、壁やトイレにフライヤーがたくさん貼ってあって凄くいい雰囲気のハコでした。
何でかわからないけど、フロア最前2、3列のところの床がほんの少し上がってます。
いよいよ明日より横浜FADは年末風物詩「爆裂FxAxDシリーズ」でございます。我々ストンピンバーズは31日出演でございます。向かいにマンションが出来て以来、FAD店外での奇声に対する苦情が激しくなっております。奇声はF.A.D店内、もしくは中華街、はたまたファミマのトイレ内で何卒!
— TOM SAIKI (@TxOxMxxx) December 24, 2017
ちょっと前のTOMさんのツイートだけど、これだけは守りましょう。
周りはすごく静かな場所です。
苦情とかで簡単にライブハウスは潰れます。お願いします。
セトリ
【SHANK】11/13(火)@ F.A.D YOKOHAMAセトリ!
ライブハウスは好きにすりゃーいい
なんか、色んなものが溜まってたみたい。
最初から最後までモッシュピットの住人でいれたなんて、俺は自分で自分のことを褒めてやりたいよ。
それくらい、興奮したライブだった。
最近ライブハウスについて考える機会が多かった。
ネガティブに思ってたことをできるだけポジティブに考えようとしてた。
参照:「人はなぜサークルモッシュが嫌いなのか?」を真面目に考えてみた。
ハイスタの映画を観に行った時は、なんか思ったより泣けない自分に失望した。
90年代の3人組を知っているOLD KIDSに嫉妬すらした。
参照:【ハイスタ】映画『SOUNDS LIKE SHIT』が泣けない。
頭の中がごちゃごちゃしてたのに、すんげえデカイ音でかき鳴らされたパンクロックを浴びたら頭おかしくなりました。
音楽ってほんとすごいね。
いい年こいて、ギター・松崎兵太のリフで何度もぶっ壊れましたよ。
このタイミングでSHANK、しかも狭いハコでのライブで良かった。
「難しいことは考えないでいい。音に身を任せて好きにやればいいけん」
ベースボーカル・庵原将平は演奏しながらいつもそう俺たちに語りかける。
ドラム・池本雄季を加えた3人はどこまでも気負いがなく自然体だ。
基本的にはでっかい音で遊んでる。
引用:SHANK 長崎の「雑魚」新天地へ
彼らの根っこにあるのはいつもこれ。
だからこそ彼らから何かをやれってことは言わない。
スカダンスもリフトもモッシュも自主的に発生するものだ。
それが最高に気持ちいいんです。
彼らが「難しいことは考えるな」ってことを身をもって体現してくれる。
それってライブの基本中の基本じゃないですか。
もう何回でも言うけど、ライブハウスではマナーを守ってればルールはいらないんですよ。
説教臭いMCも無し。長崎弁のユルユルなMCがあるだけ。
こんなバンドなかなか無いかなって。
とかく熱いMCをカマしたくなる若手バンドの中で、ここまで力が抜けてるバンドは稀有な存在です。
でも、それが気持ちいい。
この日ライブハウスに来てたお客さんもそれを求めて来てたはずだ。
彼らのライブはダイバーがむちゃくちゃ発生するし、モッシュもむちゃくちゃ激しいから嫌われたりもする。
でも、この日俺は、モッシュピットの中できちんと助け合ってる若者たちを沢山見た。
今でも若いバンドの現場は苦手だ。
自分と同じ世代の仲間が少ないフロアは疎外感を感じるし、なにより同世代のバンドが作る安心感抜群のフロアはいつでも俺を包み込んでくれる。
でも、この日のSHANKのフロアは、なぜか無秩序のようで秩序が出来てるように感じた。
それって俺はすごいと思うし、なんなら上の世代のキッズに見てほしいくらいだ。
きっと他の若い現場にも、若い現場なりの空間が出来てるんです。
もちろん危なっかしい部分もあるけど、それを言ったら危ないやつ、常識がないやつは上の世代にもいるよ。
例えば、ゴミを落としても拾わないやつはむしろ上の世代のほうが多いんじゃないのか?
そんなこと思うこと、最近結構あります。
音楽の幅が広がった
狭いハコのほうがお客さんは良いのかね。
1月の新木場のライブレポを読み返しながらそう思った。
参照:【SHANK】ハコがでかくなるのと同時にバカも増えていくのは仕方ない
昨日の横浜FADのセキュリティのお兄さん、汗だくで笑顔でダイバー捌いて。最後はめっちゃ歌ってたんです。
終演後クロークにいたからスタッフさんだと思うけど、こういう姿を見れるだけでもライブの価値は高まります。
「まあ、好きにやって」
将兵のこの言葉、これがライブなんですよね。#SHANK— でみさん (@Takenoco0803) November 13, 2018
この日のセキュリティさんも凄くエモかった。
俺はこういう人がたくさんいるライブハウスが大好きだ。
難しいことは考えたくない。
そんな時にはSHANKのライブを強くオススメします。
語彙力無くて、彼らの音楽の良さをなかなか上手く語れないのが残念だけど、まずは聴いてみて欲しい。
参照:「今までで一番真剣に音楽をやった」SHANKに訪れた変化とは
上手く言えないけど、今までの彼らよりも確実に音のバリエーションが広がってる。
1月の新木場ワンマンの時は若干だれた感じがあったけど、この日は最後まで飽きさせなかった。(単純にライブ時間の問題もあるが)
速い曲一辺倒だった若い頃と比べるとセトリも抑揚をつけれるようになってるし、確実に進化してる。
釣りばっかりやってないで真面目に音楽に取り組んできてるのかな(笑)
ほんと彼らはもっと売れてもおかしくない。
でも、チケット取りづらくなったら困るから、正直言ってこれ以上売れて欲しくない。
この微妙なファン心、分かる人は多いと思います。
もっとも、彼らは売れても売れなくても変わらないだろうけど。
ただ、デカイ音を鳴らして遊んでるだけだから。
ライブが終わったあと、俺の右耳は耳栓してたのに聞こえづらかった。
なのでお願いです。
次会う時はもう少しだけボリューム落としてください(笑)
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