どうも、パンク大好きデミさんです。
11/25(土)・26(日)大阪城ホールでHi-STANDARDのライブが行われました。
25日のゲストは10-FEET。そして26日はMAN WITH A MISSION。
両バンドともAIR JAM2016に出てる、いわゆるハイスタ世代のバンドです。
そのライブをおさらいしてみます。
セトリはこちら

11/25(土)
10-FEET
まずは25(土)から。
ハイスタと大阪城ホールで対バンとか。えぐい。20歳の頃の自分に知らせてやりたい。 pic.twitter.com/2G0d6e0tUU
— タクマ 10-FEET (@takuma10feet) November 25, 2017
TAKUMAがえぐいと評したハイスタとの対バン。
しかしセトリを見てもらうとわかるように、10-FEETの最後の曲はHi-STANDARDの『STAY GOLD』。
どっちもえぐいと思うのは俺だけだろうか。
「これで最後の曲です!」→その向こうへ
「あーあと4分あるわー」→STAY GOLD
てな流れですからね。
2013年京都大作戦でも披露した伝説のSTAY GOLD。
詳しくはTAKUMAのブログを参照しときますのでご一読を。
Hi-STANDARD
この日のライブでは『CATCH A WAVE』が初めて披露された。
2000年のAIR JAM以降活動が止まったハイスタにとって、この曲はおそらくライブで演奏したのは初めてであろう。
そして『Happy Xmas(War Is Over)』。
11月なのにこの曲が披露されるとは正直驚いた。
次の日の大阪もそうだが、今までのセトリでは見られなかった曲がちょくちょく登場するのは嬉しいですよね。
「健くん、ハイスタやってくれてありがとね!」
「俺ら色々あったからね笑」
「人生最高じゃね?みんなも“コイツとはもう会うことねーのかな?”ってヤツに連絡してみ?おじさんになるのも悪くねーよ。」
なんてやり取りがあったり、テンフィがSTAY GOLDやったから俺達はやらないって言ってみてブーイング煽ったり。
でも難波さんが言ってる通り、健さんが首を縦に振らなかったらハイスタの復活はなかったと思います。
震災が起こる前の2011年までKen Yokoyamaとしてしっかりと地位を築いてきたのは確かです。
そして一方の難波章浩はというと、はっきり言ってもがいてた。

ここで言いたいのはどっちがいいとか悪いではなくて、難波さんの口から健さんに向かって素直にその言葉が出てくるという、今現在の二人の関係性なのである。
今二人はお互いに心の底からリスペクトしあっているんだろう。そんなことを思ったのである。
11/26(日)
MAN WITH A MISSION
エー、スタッフカラ昨日ノ動画ガシェアサレテキマシタ。
自分ノ動画ダガ、怖イ…(¬з¬)
最前ノ皆様スンマセンデシタ(笑) pic.twitter.com/GLbhpllvQs— MAN WITH A MISSION (@mwamjapan) November 27, 2017
今日僕達はこの曲をやりにきました。この曲だけをやりにきたと言っても過言ではありません。この曲に今日僕たちの全てを込めてやります。なのでみなさん、今日のセトリには1997とだけ書いてください。ハイスタへの感謝の気持ちをこの曲に込めて捧げます!
『1997』という曲はみんな知っているだろう。
AIR JAM97に観客として見に来ていた己のことを歌った曲である。
97はAIR JAMの一回目。
設定は別として、彼らが多感な時期に会場に足を運びどれほど大きな衝撃を受けたことであろう。
TOKYO TANAKAのダイバーを思い切り振り払うその姿に、彼らのこの対バンに挑む気持ちを感じずにはいられませんでした。
Hi-STANDARD
この日の主役は松原裕さんでしょうか。
今年の5月、ガンの手術を乗り越えた松原さんが主催するチャリティイベント、カミコベでハイスタは演奏したのは記憶にあたらしいところ。

この日は舞台袖で見てた松原さんをステージ中央へ呼びました。
三日前に肺炎治って主治医にハイスタ間に合うって言われたって。
メンバーが絶対治るからって言ってから演った曲は『ANOTHER STARTING LINE』。
難波さん泣いちゃって途中歌えず、その間は健さんがフォロー。
終わってから健さんはそう言うところ昔と変わってないねって言ったそうです。
難波さんってMCも下手で生き方も下手だけど、とても暖かいんですよね。
病は気からという言葉がある通り、ハイスタに生きる力をもらってる松原さん。
良くなることを祈ってます。いや、きっと良くなります。
Hi-STANDARD@大阪城ホールでとんでもない事が起こったーΣ(゚□゚(゚□゚*) 生きてたらホント何が起こるか解らない!。・゜・(ノД`)・゜・。 pic.twitter.com/Un3QiLGJZS
— 松原 裕 / KOBE太陽と虎 (@matsubara_kobe) November 27, 2017
運営さんありがとう
最後に偶然かもしれませんがとても嬉しかったので。
大阪初日の午前中、小さい子供を持つ親として引っかかってたことがあったのでこんなツイートをしたんです(誤字があるのはご愛嬌)。
大人でも耳が痛くなる空間に、未発達の子供を無防備の状態で連れて行く親は意外と多い。アーティスト側からアナウンスしてほしい。#HiSTANDARDさんお願いします
— でみさん (@Takenoco0803) November 25, 2017
そしたらその2時間後のことでした。
Hi-STANDARD THE GIFT TOUR 2017
【小さなお子様をお連れのお客様へお願い】
お子様の耳を保護するためのイヤーマフや耳栓などを持参されることをお勧め致します。#ハイスタ #TheGiftTour— TheGiftTour (@TheGiftTour) November 25, 2017
まさかの運営サイドからこんなツイートが届いたんです!
一応運営さんの過去のツイートや、注意事項には子供の耳をカバーすることが書かれてなかったんで呟いたんですが…これには驚きましたね。
まさに神対応ですよね。
新潟の痴漢事件の後も、この件についてはアナウンスしてくれてるみたいだし、ここらへんの対応の速さは本当に素晴らしいです。

これこそハイスタが長年培ってきたDIY精神なのかなと思います。
一つ一つのライブのあとに見つかる課題を解決しようとするスピード感、これこそハイスタなんです。
アリーナ席のブロック分けも、他のバンドのライブよりも大きくとってくれてるという話も聞きます。
やれることは全て自分でやってきたからこそ、ファンのためになることは妥協せずに全てやってくれてますよね。
ファンと演者の距離の近さを改めて感じた出来事になりました。
爆音から子供の耳を守れるのは親だけです。
ファミリー席を設けるなら、そこからさらに一歩踏み込んだ施策をと思っていたところにこのアナウンス。
親のエゴで連れて行くのなら最低限親は考えなきゃいけないですよね。
そのきっかけにしてほしいなと思います。
ハイスタンダード、そして運営スタッフ、改めて有難うございました。
コメント
はじめまして!
いつも楽しく拝見しています!
11/26のハイスタの事が書いてあったのでコメントします!当日会場にいたのですが、アンコールで松原さんをステージに読んでアナザーの演奏が始まったんです。しばらくして難波さんが後ろ向いて(たぶん泣き顔見られ無いように)
演奏だけをしているのを最初にツネさんが気づいて少し心配そうにしているのがモニターに映ったんです、程なくして健さんが気づいてボーカルを引き受けたんです。健さんが歌い出した事でツネさんも事態を把握したようでした!
遠慮なく泣いてる難波さんと、それをさせてあげる2人の優しさみたいなのが見えた様に思えました。今のハイスタの空気感がいいんだなって思えた瞬間でした。
そして演奏後に「そー言うとこ変わってないズラ〜」ってお決まりの健さんの茶化しを食らってましたけど。
ほんとこのツアーはいい雰囲気で周ってるんだなって感じました!
はじめまして、sotaさん。
ブログ読んで頂いて有難うございます。
難波さんが涙で歌えなくなってからツネさんと健さんの間にそんなやり取りがあったんですね。
本当に今の3人の空気感がいいんでしょうねー。
残り4本で終わってしまうのが寂しいです…
俺も早く観に行きたいです!