5/7(日)、カミコベ(http://comingkobe.com/)にHi-STANDARDが出演した。
いやー驚いた。今年一番の衝撃だったかも。
確かにNAMBA69もKen Yokoyamaも出てたけどさ。
ちなみにセトリはこちら。
1.My Heart Feels So Free
2.ANOTHER STARTING LINE
3.STAY GOLD
4.BRAND NEW SUNSET (http://setlist.mx/concerts/232013)
ずっとサタニックにハイスタが出ると言い続けてたのですが、ここで出るとは全く予想してなかった。

今回出演の流れはこうである。
主催者の松原さんが癌になってしまう
↓
新曲『ANOTHER STARTING LINE』の発売から程なくして、病状が回復し始める
↓
健さんに、カミコベにハイスタとしての出演をオファー
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それを快諾
なるほど、あの三人組らしい理由である。
チャリティーフェスの難しさ
このフェスは2005年より始まった日本最大級のチャリティーフェスである。
阪神大震災を風化させないために、そして支援金を被災地に送るために、アーティストはノーギャラで出演するという素晴らしいフェスなのである。
チャリティーというものは参加者の善意で成り立つものなので収益はなかなか上がらない。
他のフェスと比べても全くそん色ないメンバーが出てるのに、それに見合う募金というものはできていなかったように思える。
東日本大震災からもう6年が経ち、観客の意識も薄れてきているのだろう。
今年もリストバンド交換での割り込み行為やごみの放置など、善意で成り立っているフェスにあるまじき行為が発生していたらしい。
そんな観客のマナーに耐えられず、行かないという人もちらほら出始めていたイベントだった。
今回はハイスタが出たことにより、収益が例年よりも上がってると信じたい。
善意を踏みにじる輩によって、崇高な理念で成り立ってるイベントが潰されてほしくない。
ルール違反を犯して入場した人たちに、ハイスタの出演によってカミコベの趣旨・存在価値を改めてわかってほしい。
来年も絶対存続させましょう。
松原さんの回復をお祈りいたします。
ピンチに立ち上がるのがあの三人組
しかし、そんな中主催者の思いに応えて出演したハイスタってやっぱりすげーかっこいいよね。
ホント、何なんだろ、あの三人組って。
AIR JAM2011・2012・2016の開催理由にも一本筋が通ってる(2016は福岡での開催が決まった後熊本での地震が発生)。
伝説のバンドっていうのはこういうもんなんだろう。
やたらめったらやらない。
こちらとしてはやたらめったらやってほしいんだけど、出演するにもきちんとした理由がなければやらない。
彼らはバンドとしてのカッコ良さもそうだけど、男としてもかっこいい。
しかもHi-STANDARDの価値を3人が3人とも理解していて、なおかつ各々の活動も尊重もしてる。
だからこそその貴重なライブが伝説となりえる、演る側も、観る側も。
次はいつ観られるのだろうか、あの三人組を。
それがサタニックカーニバルであれば最高なのだが…可能性がますます低くなったよね…
本音はなんもなくてもやってほしいよ。
生で観たいよハイスタを。
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