どうも、パンク大好きデミさんです。
アルカラのギターが脱退したというニュースがありました。
好きなバンドのメンバーが何らかの事情で脱退する。
これは音楽ファンを長くやってれば必ず直面する事態です。
こういう時、俺はどうやって向き合ってきたかなって思いまして。
ドラム脱退が一番傷が浅い?
俺がファンになったバンドで最も最近メンバー脱退を経験したのが2014年tricot。
tricot、ドラムのkomaki♂が3/27のワンマンライヴをもって脱退することを発表
当時このことを聴いた時どうだったかなって思い出すと、そこまでショックは受けなかったような気がします。
なぜならこのドラムのファンというわけではなかったから。
tricotの曲を聴いたことがある人ならわかると思うけど、すごくトリッキーでテクニカルで難しいんです。
だからこのバンドにおけるドラムの存在というものの大きさは熟知してたつもりだし、あー、こりゃやばいなーとは思いました。
でもすぐに新しいドラムを入れて活動再開するだろうって頭を切り替えてましたね。
tricotはこの当時ドラムだけ男で、あとの3人(ボーカル・ギター・ベース)が女でした。
だから音楽性の違いとは言うもののまあ色々あるんだろうなって思いましたけどね。
むしろそれから3年半経っても、正式なドラマーを迎えないで曲作りもライブもしてることのほうが驚きです(笑)

Dizzy SunfistのmoAiくんも人知れず苦労してると思うけど、こちらは女子2人だからね、まだ平気かも。
でも、ドラムが交代することは一番傷が浅いのかなと個人的に思っております。
基本的にフロントマンじゃないし、ある意味目立たない。
前の曲をやった時に違いはたしかに出ます。
でもバンドっていうのは、また新しいメンバーで新しい曲を作ってライブで新しい曲をやるわけです。
そのバンドのこの脱退したメンバーが特別好き、ということでなければ影響がないように思えます。
新メンバーを迎えた楽曲の出来、全てはそこにかかってるでしょう。
でも今回のアルカラのように、脱退理由が失踪…だったら、彼のファンでなくてもショックですよね。
バンドは続けてほしい
そもそも脱退は長くバンドを続ければ必ずと言っていいほど起こる問題です。
HAWAIIAN6・dustbox・HEY-SMITH・OVER ARM THROW・SOIL&PIMP SESSIONS…
このブログで紹介したバンドもメンバーチェンジを経験しています。
でも、脱退した人が大好きだったからこのバンド聴くの止めたわ、ってあんまり聴いたこと無いんです。
それは、結局のところボーカルが脱退するってことがないからですよね。
ボーカルが脱退するって事態になったら、そのバンドは解散です。
だから、メンバー脱退って悲しいんだけど、バンドを続けてくれればもうそれで十分なんじゃないでしょうか。
同じメンバーで何十年もバンドを続けるって大変です、きっと。
だからみんな解散したり活動休止したりするんでしょう。
その理由だって音楽性の違いって言われることが多いけれど、それ以外にも人間関係やそれこそお金の問題だってきっとある(作詞・作曲してないメンバーは入る印税少ないからね)。
もしその脱退したメンバーが大好きなら、そのバンドを応援するのを止めてその人の今後の活動を応援したらいい。
でも、俺はそのバンドが止まるのが一番怖い。

だから何があってもバンドを続けることを選択してくれてアルカラには感謝したいし、頑張って欲しい。
もしかしたらこのことが、バンドが進化するきっかけになるかもしれない。
すぐには前向きになれないかもしれないけど、結果的にいい方に転がることのほうが多いと思いますよ。
どんなに順風満帆でキラキラして見えてても、バンドがステージで音を鳴らすって事は奇跡なんやなと改めて感じた。
アルカラ踏ん張って欲しいです。祈ってます。— 猪狩 秀平 (@HEY_IGARI_0131) October 20, 2017
コメント
作詞・作曲をしてた、まさにバンドの核ともいうボーカルが亡くなったのに、別のメンバーがボーカルとなり存続させて今に至るバンド。
フジファブリック。
バンドもファンも凄いですよねぇ。
志村の頃の曲しかちゃんと聴いた事無いですが、今でもあの個性はあるのかな。。?
コメント有難うございます。
フジファブリックは志村がいなくなったあとは聞かなくなりましたねー。
ボーカルが変わるとバンドは変わってしまうと思うんですよね…