どうも、パンク大好きデミさん(@Takenoco0803)です。
今回はアパレル勤務16年のおっさんが選ぶ、おしゃれなバンドマン4選!アラフィフ編です。
あくまでも観に行ったことのあるバンドマンに限定して書いていきます。
アラサー編:アパレル歴16年が選ぶ、アラサーのお洒落なバンドマンはこの5人だ!
アラフォー編: アパレル歴16年が選ぶ、お洒落なバンドマン5選!(アラフォー編)
横山健(Ken Yokoyama/Hi-STANDARD)

老眼鏡かけてるのになんでこんなにかっこいいのかね。
引用:Ken Yokoyama 公式ブログ Powered by LINE
ファッションの好み
1969年10月1日生まれの49歳。
はい、言わずと知れたパンクレジェンドです。
Mr.ストリートです。
DickiesとVANSを軸とした着こなしは小僧には真似出来ない貫禄があります。

Dickies 42283
(ディッキーズ)Dickies 42283 マルチポケットワークショーツ 30インチ カーキ(30inch, KHAKI(KH))【並行輸入品】
パンツは前からあったけど、パンクシーンにここまで定着させたのは間違いなく健さんの功績だ。
本人の意図とは多分違うけど。
だってその前からこのファッション自体はあったものだから。

VANS OLD SKOOL
[バンズ] スニーカー BASIC Old Skool VN-0D3HY28 Black Black US 8(26cm)
オールドスクールにしてもそう。
でも健さんはずっと変わんない。
変わんないからかっこいい。
健さんのベースにあるのは言わずと知れたスケーターファッションです。
パンツはダボダボ、でもトップスはそこまでオーバーサイズを着てる印象はない。

Dickies874
(ディッキーズ)Dickies 【公式】874ワークパンツ 874 KH カーキ 34
ライブのときは42283の組み合わせが多いけど、私服は874が多い。
カットオフはせずルーズロールアップして履くのが健さんのお好みのようです。
ギターとスケートボードのブランド、『Woodstics』を3月に始動させた。
詳しい内容はこちらを参照:『横山健の別に危なくないコラム』Vol.99
私見
何本も健さん絡みのファッションの記事を書いてるけど、見れば見るほど計算されてるんですよね。
いや、正確には計算全くしてないのに結果的に計算されてるようにまとまるんです。
俺も高校くらいからファッションが大好きで今も好きで、かれこれ20年以上流行り廃りを見てきたんだけど今もかっこいい人ってブレてないんですよ。
着てる洋服からその人の生き様が見える。
これは大げさではなくてそうなんです。
例えば、人が選んだものを何の疑問もなく着てる人。
昔好きだったものをアップデートすることなく今も着てる人。
そういうのを見ると、その人が洋服に対してどういう思いを持って接してるか、何となくわかってしまうんですよね。
小物もそう。
例えば靴が汚い人。
そこまで汚くなる前にケアできるタイミングは絶対あったはずなのに、それをしなかったってことだよなあ、とか。
新しい古いとかではなく、履き込んでてもケアしてる靴って見れば分かるんです。
見ようと思えば誰でも。
話が脱線してしまいました。
健さんって良くも悪くも変わってないんです。
もしかしたら私服もDickiesやVANSにスポンサードされてるのかもしれない。
でも、俺は健さんに同じものを同じように慈しむというマインドを強く感じます。
ずっとブレてない。

写真家石井麻木さんの写真展にて
引用:Ken Yokoyma 公式ブログ
この日俺も現地に行ってたんだけど、気付いたらすぐ隣に健さんが居ました。
写真と同じように手を後ろに組んで、じっと食い入るように写真を見つめてる横山健が。
身長はそこまで高くなかった。
たぶん170㎝無いくらいだ。
ただとんでもないオーラがあったのを覚えている。
この日履いてたのはペインターパンツ。
これ自体最近あまり市場に出回ってないし、履いてる人も珍しい代物だが、これをチョイスするのもまた健さんらしい。
最近寒くなってきたから、今頃健さんはこの写真のような格好をしてると思います。
これ、という形を持ってるのが俺にとってはかっこいい大人で。
Songs Of The Living Dead :ツアーも始まりましたね。
横山健はまさに俺にとっての憧れです。
チバユウスケ(The Birthday)

最近のチバはカジュアルな格好も増えた
引用:チバユウスケに魂の声を聞く──ライヴで曲は磨かれるもの
好み
1968年7月10日生まれの50歳。
ミッシェルガンエレファント時代のチバは細身のモッズスーツを着てた。

初期はネクタイをしてる時もあった
The Birthdayになってからはよく花柄のシャツを着てた。

2012年のフジロック
最近AIR JAM 2018で観たチバは、黒のシャツに黒のパンツだった。

ロングシャツ
引用:【ライブレポート】ハイスタ主催<AIR JAM 2018>、全10バンド9時間の活力漲るパワー「日本に光りを、もっともっと!」
テイストの基本はロックで、色はほとんど黒しか着ない。
ハットを被ることも多い。
RUDE GALLERYとコラボして洋服作りも行っている。(AIR JAMで着てたシャツもこのブランドのもの)
参照:チバユウスケと村上 淳が三度目のブランド・セッションで「DETROIT -SELFISH-」完成
私見
健さんがMr.ストリートなら、チバはMr.ロックンロールだろう。
ミッシェル時代からずっと好きなニュージシャンであるが、この辺は終始一貫してる。
酒と煙草をこよなく愛し、痩身の体が引き立つような細身のシルエットの洋服をずっと愛用してる。
こういう部分も横山健と一緒だ。
変わらないものが変わってない。
いや、変わらないために変わってるのかもしれない。
オレにとってチバくんが AIR JAM に参加してくれたことは、誰にも発見されず長年に亘り連綿と流れ続けてきた地下水脈を皆さんに見てもらったような感覚なのだ。この地下水脈とは、言わずもがなではあるが、ハイスタとミッシェル・ガン・エレファントの関係、時の経過のことだ。
ハイスタとミッシェルガンエレファント。
90年代後期に決して交わらなかった両者が2018年に交わった場所がZOZOマリンスタジアムだった。
ライブレポ:【AIR JAM 2018】ハイスタ先輩がいるから今も頑張れてるバンドマン達。それは俺たちも同じなのだ。
ファッションの好みはまるで違うけど、根底に流れてるマインドは横山健もチバユウスケも同じものがある。
音楽もパンクロックとロックンロール。
同じロックだ。
どちらが先に近づいたのかはわからないけど、両者はオーバーグラウンドとアンダーグラウンドで切磋琢磨してた。
いわば戦友のようなものだ。
Songs Of The Living Dead :12月のツアーファイナル新木場でチバユウスケが降臨することを確信してる。
そしてその関係はこれからも続いていくのだろう。
谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)

谷中さん渋いっす!
好み
1966年12月25日生まれの51歳。
身長182㎝。
うーん、渋い。
むちゃくちゃかっこいい。
スカパラのライブにも90年代から何度も足を運んだことがありますが、スーツとかかっちりした衣装のイメージを持ってます。
そんな谷中さん、もちろん洋服がお好きのようです。
今までファッション誌にはたびたび登場してきたし、自身も『INSTANT FAME』というブランドを最近始めた。
サイトを見てもらえばわかるけど、カジュアルなのにロゴ使いとかが都会的で個人的には結構好みです。
黒のキャップ買ってみようかな…これからの展開が非常に楽しみです。
そんな谷中さん、普段着は意外とカジュアルかもしれません。
ってかむっちゃかっこいい。
引用:Walk your talk.03 -Verdy 対談連載 第2回– Verdy×谷中敦
私見
スカパラは1990年結成。
なのでもうすぐ結成30年になる。
俺が知ったのは2000年位。
その前、1990年代にはにメンバーが亡くなったり脱退したり、色んなことがあった。
俺が知った後に脱退したのは冷牟田さんだけです。
基本となる9人は変わってないことになる。
スカパラを一躍メジャーの存在に押し上げたのは歌ものだろう。
こちらを参照:東京スカパラダイスオーケストラの2001年以来の歴代「歌モノコラボ」シングルを16本一挙解説
俺もまさにそうで、第一弾の『めくれたオレンジ』feat.田島貴男(ORIGINAL LOVE)でスカパラの存在を知り、その直後にライブに行った覚えがある。
The Last (CD4枚組+DVD3枚組) (数量限定生産盤) :ベスト盤は聴き応えあります。
ホールで観るのもいいが、彼らの本質はやはりライブハウスにある。
10-FEET主催の京都大作戦や、今年はSiM主催のDPFにも出演。幅広い交友関係を伺わせる。
スカの何が良いって、知らない曲があっても何となくノレるってことですよね。
KEMURIのライブでもそれは思いました。
メジャーでもうすぐ30年、しかもライブはコンスタントにものすごい本数をこなしてるし合間に海外公演もしてたり。まあ鉄人ですよね、スカパラは。
LOW IQ 01

かっけっつーか、かっこつけてるというか(笑)
引用:3年ぶりの新作『Stories Noticed』について語るLOW IQ 01インタビュー
好み
1970年12月13日生まれの47歳。
メロコア界のおしゃれ番長って聞いたことがあるけど、あながち間違ってないかも。
いつも被ってるハットはCA4LAとのコラボ。
ステージ衣装はTOSHI-LOW(BRAHMAN)も愛用してるVIRGO。
どっちかと言えば個性的な服装ですね。
あとはオンブレーチェックのイメージもある。

MASTER OF MUSIC 2017行きました!
カジュアルと言える格好ではないし、かと言ってフォーマル寄りでもない。
ミリタリー要素も入ってるけど、それをハットを組み合わせることによってオリジナリティを出してる。
髪の毛も青いし。
なかなか真似出来ない、唯一無二の存在だと思います。
ライブにもオシャレな女性がたくさんいたような。まあ分かります。
イッチャン、スタイリッシュですからねー。
私見
なんだろ、イッチャンはなんでも出来るイメージ。
基本はベースだけどもちろんギターも弾けるし、多彩です。
でも、それが仇になってるのか、器用貧乏というか、ものすごい人気があるかというとそうでもない。知る人ぞ知る存在です。
でも、凄く沢山の人に慕われてる。
アルバムで共演した細美武士もそうだし、トーキョー・タナカもそうだし、TOSHI-LOWとも仲がいい。
面白いことをやってるんですけどね。
編成が色々と変わるたびに新しいバンド名付けてライブやってるし。(2017年のMASTER OF MUSICではLOW IQ 01&MASTER LOW・LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS)
Stories Noticed :むちゃくちゃいいアルバムです!
今後も劇的に売れるとは考えにくいけど、すげーカッコつけてるし実際かっこいいんでオススメです。
チケットは…結構取りやすいです(笑)
続けることの難しさ
アラフィフは4人しか挙げれませんでした(笑)。
会ったことがある回数で言うと、チバが最多で次が健さん・谷中さん・最後にイッチャンの順です。
でも、ファッションの好みで言うと健さんが一番だし、聴いてるのも健さんが一番だし、実際普段の格好は健さんに近い。
よくチェックするスケーターのサイト:ストリートファッション【ワールドストリート】
つまり、人は聴いてる音楽によって服装が左右されやすいってことです。
ミッシェルファン時代は今とはぜんぜん違う格好をしてたしね。
でも、アラフィフってなると、第一線でバリバリやってる人自体が少ない。
きっと数えるほどだ。
だからこそ続けることの難しさを感じます。
激しい音楽であればあるほどそれを感じる。(更に上の世代だとザ・クロマニヨンズくらいか)
ここに挙げた4人は、止める気配ないけどね(笑)
コメント
横山健さんの
デニムのメーカーはなんですか?
はっきりはわからないのですが、DickesかLeeのペインターパンツかと思われます。
ありがとうございます!!
はっきりはわからないんですね!!
最近市場に出回っていないと言うのは
ヴィンテージ品だからでしょうか?
いや、最近はLeeのショップもありますのでもしかしたら復刻してるかもしれないです。