【細美武士】自身を形作る3つのバンドを赤裸々に語る貴重な対談!

『月刊・細美武士』
デミさん
デミさん

どうも、パンク大好きデミさんです。

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プロフィール:デミさんとはこんな人

 

今回は2019年2月3日(日)放送、FM802『BINTANG GARDEN』の文字起こし。

 

毎月恒例の『月刊・細美武士』の特別版、『年刊・細美武士』です。

 

今回はその後半。

 

細美さんと番組MC・大抜卓人との対談をお送りします。

 

今が一番の絶頂期ってことがよく分かる内容となっております。

 

最後の、ウエノコウジからのコメントもとても良かったです。

 

ミッシェルの時のウエノとはまた違う魅力を細美さんが引き出したのかなあ。

 

最高にかっこいい50歳だと思います。

 

長いですが最後まで楽しんでください。

 

前編はこちらから

【年刊・細美武士】旧知のバンドマンが細美武士を解説する!
今回はFM802『BINTANG GARDEN』の文字起こし。毎月恒例『月刊・細美武士』の特別版、『年刊・細美武士』です。内澤崇仁(androp)、TAKUMA(10-FEET)、TOSHI-LOW(BRAHMAN)、MONOEYESの3人のインタビューをお送りします。

 

弾き語りも聴ける、radiko.jpはこちらから

FM802 BINTANG GARDEN

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細美武士×大抜卓人 公開収録

大抜卓人:さっきまでMONOEYESを観て、そのまま移動してきてくれた方?(たくさんの手が挙がる)おーすごい!

細美武士:ごめんねー、移動してもらっちゃって。

:いやー、お疲れ様でした。

:お疲れ様でした。ありがとう!

:10年になるわけですから、我々。

『月刊・細美武士』ってコーナーはthe HIATUSがまだいない頃。ELLEGARDENの活動休止が決まったちょっと後、くらいから毎月802で喋らせてもらって。朝6時からラジオ聴いてる人にはね、この人誰なんだろう?って多分ずっと思われてるんだろうなって思いながらやってますよ。

:最初金曜日の番組で、細美さん覚えてるかわかりませんけど、この近くにZeppがあったんですよ、Zepp Osaka

で、それこそELLEGARDENの活動休止前の最後の大阪公演の時に、うちのディレクターが、「細美くん、次どうすんの?」ってなった時に、「次のバンド立ち上げるまでになんかやろうや」って言ってから始まったのが、『月刊・細美武士』なんですよ。

:そうだわ、あれからもう10年ですって。

RADIO CRAZY、実は細美さん、皆勤賞でございます!

:へー、そうなんだ。もう10年目ですもんね。10回も呼んでもらってありがとうございます。

:だからほんとにthe HIATUSの年とMONOEYESの年という感じでね、来て頂いたんですけど。ちなみに、今年も、2018年、昨年振り返りますとですね、劇的な一年と言いますかね。だって3つのバンドをずっとやってきたって感じでしょ?細美さん。

:まあELLEGARDENは8月くらいしか稼働がなかったので、はい。でも生まれて初めて3つのバンドで4回ツアーやりましたね。

:そうですよねー。なんか、切り替えが大変なことはなかったですか?どうでしょう?

:いや、全然ないですね。俺もともと飽き性なんで。この、冷たい水にずっと手を入れてると慣れちゃうんですよ。手、最初突っ込んだ時は「あ、冷たいな!気持ちいいな!」って思ってるのに、だんだんそれに慣れちゃって。

でも今はそれを引っこ抜いて熱いお湯にジャバって入れることもできるんで。そしたらめっちゃ熱いじゃん?それを繰り返してるんで、ずーっとち○こ勃ちっぱなしですね(笑)

:これ、ピー入れるな(笑)

:(爆笑)お酒足んないな、これ。

:入れましょう!なんか持ってきてあげてください!(笑)細美さんがthe HIATUSを立ち上げた時に、the HIATUSっていうのは今も振り返ってみるとやっぱりこう、音楽の探求・追求、そういうイメージは今もそうでしょうか?

:そうですね、80年代に、小学生だった自分達は意外とアバンギャルドなものとか好きで。そう、映画で言ったらルイス・ブニュエルのすごいややこしい映画とか結構好きで。

なんか、自分達の血が入ってるものをこの現代でもやりたいなっていうのはあるので。そうですね、プログレッシブなものを作りたいな、とは思ってますよ。

:なるほどねー。ちなみに、あのー、表現の自由さというのは、the HIATUSすごいんじゃないですか?

:そうですねー。まあMONOEYESエルレは結構曲のコッシーは俺が作るんですけど、the HIATUSはどっちかというと伊澤一葉柏倉隆史が作るんで。

たまに、「すげーいい曲出来たよ!」「なんかメロディ乗っけて!」って言われて。ほんとに真面目に、「お前ら来い!座れ!」みたいな。「これにどういうメロディを乗せたらいいと思ってるんだ!」みたいなものも来ることあるし。

:あーそうですか!

:うん、おもしろいですね、すごい。

:それって何枚目くらいからthe HIATUSはそういうスタイルになってきたんですか?

:えっとねー、3枚目のアルバムの『A World Of Pandemonium』を作るあたりで。柏倉隆史が「曲作るんだったらリズムあったほうが作り易くねえか?俺、お前のスタジオに毎日行くよ」って言ってくれて。で、今に至ります。

:なるほどー。ビルボードとかNHKのああいうアレンジ?とか魅せ方っていうのは柏倉さんも大きいんですか?

:大きいですね。あと伊澤一葉理論的に音楽のことをわかってるんで。「ちょっと崩したいんだよねー」って言って手伝ってもらったりとかしてますね。

:なるほどー。MONOEYESに関しては、これ2015年にご出演して頂いてね。「『直球で遊ぶんだ』っていうのがテーマだ」って仰ってたんですけど。

:はい。そんなこと言ってたんですね。

:はい。「MONOEYESは直球で遊ぶんだ」って話したんです。今日もやっぱり直球で遊びまくったんですか?そういう感じなんですか?

:そうですねー。自分のバンドを冷静に分析することがないので。

でもMONOEYESをやってて、スコットの、ベースのスコットの、アメリカ人のスコットの笑って歌ってるのとかを見ると、「こいつとテキサスで会ったの15年位前なんだよな」「あん時はずっと英語しか、あいつ日本語喋れなかったのに今ではバンド一緒にやってるんだよな。人生って不思議だな」って思うし。

戸高はもともとART-SCHOOLのライブを観てすげーカッコイイなあって思って、そんな奴が横でギター弾いてくれてて。

で、あと一瀬?あいつMONOEYESのレコーディングの初日だよ?「ドラマーが見つからない。もう一瀬に頼るしかない」と思って一瀬に電話かけたらあいつ、家でカレー作ってたんすよ。

「悪りい。今から来てくんないか?」って言ったらあいつ、カルダモンを入れ過ぎて失敗したって言ってたの、カレー。

その一瀬がね、今日ドラムをね、あんなに幸せそうに叩いてるのを見ると…

何だろ、俺は結構色んなことを我流でやりたい、マイウェイでやりたいんですけど、MONOEYESthe HIATUSもそうなんだけど、今ではELLEGARDENもそうなんだけど、俺がどうしてもマイウェイでやりたい場所っていうのがやっぱあって。

でもそれ以外は誰かのマイウェイだといいなと思ってて。

で、自分がマイウェイでやってる時の気持ちの良さって俺は知ってるから、今自分の思い通りじゃなくてもこれが誰かのマイウェイだということは、そいつは今最高に楽しいんだろうな、みたいなのが特にMONOEYESは強いですね。

みんな楽しそうにしてるなあ、っていうのを見ると。

:なるほどねー。

:ウキウキします。みんながマイウェイで自分達が楽しくやってて、バンドが一つになって。あの、ぎゅって一つになって、集まってやってるのがね。

もうちょっと、あの、広くとってもいいなって思うんですよ。今日みたいなあんなでかいステージで、こんなにぎゅってしてなくてもいいのかなって思うことはあるんですけど。

:最高に楽しんでますよ。もう観ててほんとにそう思いますもん。

:はい。ありがとうございます。

:ってことは例えば細美さん、ELLEGARDENは、そういえばこうやって久々に活動されて。

:その辺も皆さんのお陰で!10年ぶりにエルレの4人で(会場拍手)ライブをやることが出来ました!ほんとはね、ここであいつらもいたらいいんですけどね。

:やっぱりその、バンドの捉え方というのは、ちょっと変わったんですか?どうなんですか?

:みんなね、おじさんになりました(笑)昔は取っ組み合いの喧嘩とかよくしてたけど、うーん、酒飲みに行ったらみんなもうおじさんで。俺も一番おじさんで。うん、幸せな時間を過ごさせてもらってますよ。

皆さん、ほんとに、長いこと待たしてごめんね!待っててくれてありがとね!(会場拍手)

:いやー、それを聞けるだけで、嬉しいですよね、なんかね。

:すげーちょこちょこメールとかやってますからね。

:あ、今もそうなんですか?

:そうですね。

:連絡を取り合ったりとかは結構やってらっしゃるんですね。

:やってますやってます。

:あー、そうですか。

高橋と俺が2人で飲むとすごい長くなっちゃうんで。危ないですけどね(笑)

高橋、俺500円しかないから次の店払って」みたいな。

:(笑)そういう感じなんですか!

:先輩なのに(笑)

生形さん結構飲まれるんですか?あの人飲まないですよね?

:あいつは下戸なんですよ。全く飲めないんだけど、たまに俺達が無理やり飲ませるの。

:へー。ちなみにね、一つ、この10年ね…

高田の話はいいの?

高田さんの話聞いてもいいですか?(笑)いいですか?高田さん、とんでもないことにならないですか?いいですか?聞いて。

:とんでもないことになるかもしれない(笑)

:聞いていいですか?高田さんはどうですか?

:あんなにアイドルが好きだと思わなかった。(会場爆笑)もうSNS見てびっくりするんですよ、ほんとにね(笑)

:あ、そうなんですねー。

:多分俺達4人の中で最も自由な人間ですね、あれは。

:なんかベースが壊れてた、って聞いたんですよ。ELLEGARDENのライブが、大きいのがあるのに。

:そうそうそうそう。10年ぶりにリハーサルをやろうと言って。で、スタジオ入るじゃない?で、大体ね、バンドマンの楽器っていうのは自分のアンプと、雄一だったらベース?あと足元って踏むと音が変わったりするやつがあるんだけど、全部壊れてたの。

:(笑)そうなんですか。

:うん。あいつはね、しょうがない。(会場爆笑)

:で、細美さんが「直したほうがいいと思う」って言ったっていう。

:言ってないよ。

:言ってないですか!?

:まあ、あいつが楽しければいいんじゃないですかなっていう(笑)

:いいですね、そういうの。今日はその3つのバンドの話もありましたけど、細美さん、今日はね、アコースティックギターね、持ってきて頂いてて。

:はい、ありますね。

:じゃあ細美さん、預けていいですか、ちょっと。僕も楽しみたいんで。

:あ、ほんと?もう?いいよ。

:じゃあお願いします。

スコットが裏にいたら、一緒にやってもらえないかなと思って。

スコットを英語で呼ぶ細美さん)

:「こんばんは。宇宙人に一番かっこいいMONOEYESっていうバンドのスコット・マーフィです」

:「宇宙人にじゃない!宇宙一(笑)」



『涙そうそう』(森山良子)の弾き語り

:ありがとうございました。

結局ね、俺達の人生なんて、どこかで出会い、短い時間一緒に笑い、叫び、抱きしめ合って、許し合って。それが全部でしょ?

それしかやることねえだろ。

 

『西門の昧爽』(the HIATUS)の弾き語り

(間奏中):パンダ泣いてんじゃねえよ!(笑)後ろにパンダいるんだけどね(笑)

 

エンディング

大抜卓人FM802『年刊・細美武士』いかがだったでしょうか?RADIO CRAZYの本編が終わって最後にね、フードエリアでやったんです、この公開収録ね。すーごいたくさんの方来て頂きましたけれども。

 

この、スコット・マーフィを迎えて行った『涙そうそう』のカバーはほんとに予定がなかったんですよ。ただ、「スコット、いるかな?」って呼んで、突然ゲストに迎えてやっちゃう。

 

でね、さらにthe HIATUSの『西門の昧爽』も演る予定なかったんですよ。これ、全部演る予定なかった曲ですから。はい。

 

まあお酒が少し入ってリラックスしながらも、やっぱり目の前のファンを気遣いながら、自分の思いをしっかり届けたいっていうね、細美さんの思いに溢れた公開収録となりました。

 

来て頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

そして年末も思った。今年もね、平日朝の番組、『TACTY IN THE MORNING』では細美武士のそのドキュメントを引き続き追いかけていこうという風に思います。

 

最後は今年10周年のthe HIATUS。既にライブでも仰ってますが今年は新作も作るっていうことでね、メンバーを代表してある方からメッセージが届いています。

 

それを聴きながらのお別れでございます。

 

the HIATUSの特別な曲というか、この番組の企画が始まってちょうど2ヶ月目に、「こういう曲が出るよ」って、サンプル版が届いたのを覚えています。

 

ELLEGARDENから細美さんがどういう音を紡ぐのか?それもまだバンド名も決まってなかった時に音だけ来たんですよね。

 

このピアノのフレーズを聴いた時に、「細美さんの新しいまた物語が始まるんだ」って思った曲です。

 

Ghost In The Rain 』この曲を聴いてお別れです。

それではウエノさん、お願いします。



ウエノコウジ(the HIATUS)が語る『細美武士』

「ウエノコウジ ハイエイタス」の画像検索結果

こんばんは、the HIATUSウエノコウジです。

 

ハイエイタスも10年。

早いねえ。40だった俺が50になっちゃった。

 

細美もいい年になってきたね。

 

あの時俺がベロンベロンに酔っ払って、「細美。バンドやるなら俺にベース弾かせろ」と、言っといて良かったなと。

 

10年経って、「the HIATUSウエノコウジです」と言えるのがほんとに嬉しいです。

 

細美は10年前から、いやその前から今も、ずっとずっとすごいソングライターだなって思ってます。

 

そしてね、いつも、いつもいつもお客さんのことを考えてる、すごいバンドマンだなと、ずっとずっと思っております。

 

これからも一つ、よろしくお願いします。

今年は10年なんでね、またすごいレコード作って、すごいツアーをやりましょう。

 

楽しみにしてます。

the  HIATUSウエノコウジでした。

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