
今回は難波ラジオです。
2019年3月31日放送 FM NIIGATA『難波章浩の今夜もCLOSE TO ME』。
NO NUKES 2019に出演した難波さんが、自身の歌に込める思いを語りました。
参照:

「音楽が平和を歌えなかったら嘘だと思うのよ」
うん、すごく響く言葉でした。
それではどうぞ。
radikoの方はこちらから:
難波章浩 NO NUKES 2019出演について
変わる変わらないって、原発に関して、それが一つの事例だけではないから。
考え方を変えたい。
世界は自分の中にある。
世界は、今、見てるだけのことじゃん?
見てるだけのことっていうのはそれが本当に現実かどうかわかんないじゃん?
自分の中にあるのが現実じゃん、ホントは。
例えば、例えば原発によって被害を被ってしまった、本当にそこに住めなくなってしまったりとか、そこに入れなくなってしまった人たちがいる。
ほんとに日本中なんだけどね、そんなの。
そういう人達がいるっていう現実と、でもそれ(原発)が無くなっていかない?そういう方向が…
本当に大変なことになっているのにも関わらず、それが良くなっていく、っていうか減る方向に?他のことでできるはずなのに…
電力とかね、他のことに、こう、全体の流れとしてシフトしようとしていかない感じっていうのは、それはやっぱり流れだと思うのね。
でもそれで現実もう本当に住めなくなっている、大変な思いをしている人たちがたくさんいるのね、健康の被害に遭っている人とか。
だからそういう現実っていうのがなんなのかな…って悩んじゃうわけ。
難波章浩 音楽が平和を歌えなかった嘘だ
でも…ってことで俺は、歌うことでその、なんていうの、チャイルディッシュな部分?そういう子供っぽい表現?
俺の表現って子供っぽいじゃない?
だから「I Wanna Change The World.」なんてすごい子供っぽいじゃない?
だけどその、お花畑なことを歌えなかったら、やっぱりロックじゃないと思うの。
音楽っていうのは、音楽が平和を歌えなかったら嘘だと思うのよ。
歌うことぐらいはさ。
そしたらその瞬間2分でも3分でもいいからさ、その瞬間はすごい心が平和になる可能性があるならさ、その人にとっての音楽を届けるよ、俺もう、だったら。
(ミカ・ウォーカー:『Imagine』(ジョン・レノン)みたいな?)
そうだよ。みんな現実的に動いてるわけでさ。
(難波さんがミカを『ディスク・ジョッキー』と称する件あり)
そう、そんな昭和な俺がさ、もしかしたらさ、ちょっとはさ、俺の歌をさ、海外の人でも聴いてくれる人がいるわけ。
それはやっぱり英語で歌ってるから。
頑張って、わけわかんない俺が、あんまり語学力のない俺がさ、それでも頑張って歌ってるから届いてるわけじゃん?
その可能性があるなら俺はやっぱり英語で歌うよ。
なんて宣言しちゃったりして。
難波、宣言しちゃったりして(笑)
ほんとは、いつも言ってるんだよ。
俺、ずーっと歌ってること変わんなくて。
これが自分の生き方なんですよね、僕の、なんかこう、そういうこと言ってるのが。
(ミカ:その正直さがみんなに伝わるのでは?)
いや、ほんとに思ってるのはみんなだよね。
それを代弁してあげるのが音楽なのかな、って今思っちゃったな。
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