どうも、パンク大好きデミさん(@Takenoco0803・@demisansan)です。
今回は『難波章浩(Hi-STANDARD・NAMBA69)の今夜もCLOSE TO ME』、11月11日放送分の文字起こし。
前編はこちらから:【ハイスタ】難波章浩が11/11(ベースの日)にベースを語る!
毎回長いんで、今回から分けます(笑)今回は後編です。
さんが、THE MAD CAPSULE MARKETSについて語ります。
今聴いてもむちゃくちゃかっこいいですし、俺はハイスタより先にマッドカプセルにハマりました!
それではどうぞ。
radiko.jpの方はこちらから:難波章浩の今夜もCLOSE TO ME
KYONO(ex.THE MAD CAPSULE MARKETS)からのコメント
あのー、オープニング、CMの前に言えばよかったな、と思ってCMに突入してしまったんですけども。
なんとですね、KYONOくん、KYONOくんのソロアルバムがリリースされたんですよね。
10.17リリース!!
『YOAKE』
初のソロ名義のアルバムとなります!皆さまよろしくお願いします!#初ソロ #アルバム #KYONO pic.twitter.com/ez4JLUBt24— KYONO_WAGDUG (@KYONO_WAGDUG) August 6, 2018
KYONOくんといえばね、WAGDUG・T.C.Lってバンドをやってるんですけど。
その前はね、もうみんな知ってると思いますけども、THE MAD CAPSULE MARKETSのボーカリスト、このKYONOくんがですね、満を持してソロアルバムをリリースしたわけなんですけどね。
その、KYONOくんからコメントをもらっているという。僕もまだ聞いていないので。
実はこのタイミングのちょっと前、「KYONOくん何やってるんだろう?KYONOくんに会いたいな」って思ってた時だったんですよ。
だからこのリリースのニュースを見た時は、ほんとめちゃくちゃ嬉しかったです!
じゃあKYONOくんのコメントを聴いてください。お願いします。

えー、『難波章浩の今夜もCLOSE TO ME』をお聴きの皆さん、難波くん、こんばんは。そして久しぶりです。KYONOです。
難波くんとそもそも出会ったのは、2000年のAIR JAMだったと思うんですけど。
最初に話すきっかけというか、そっから仲良くなって、WAGDUGのときに難波くんに参加してもらったりとか、個人的にも一緒に作品を作らせてもらったりとか、っていう思い出もあるんですけど。

そんな中でようやく、自分のソロを出すことになりまして。
10月17日に、フルアルバム『YOAKE』なんですけど、これは自分で作詞作曲、セルフプロデュースしてるんですが。
まあギターとかベースとか打ち込み関係も全部、シンセとか自分でやってたっていうのもあって、結構長い期間掛かっちゃったんですけども。
まあ1年半くらいですかね、曲作り始めてから。
それで曲を作りながらゲストのボーカリスト3人にお願いしまして、それぞれレコーディングをやったんですけど。
まずJESSE(RIZE・The BONEZ)とトーキョー・タナカ(MAN WITH A MISSION)、あと、MAHくん(SiM)。
この3人という豪華なゲストを迎えて内容の濃い作品になってるんで是非、皆さんにも聴いて欲しいと思ってます。

えー、あと、今のミュージックシーンっていうのは、まあ自分から見ても若いバンドの人も勢いのあるバンドが多いと思うんで。
いい感じの、どんどんロックがまた熱い時代になってきてると感じるので、そうですね、いい時代にどんどんなってきてるのかなっていう気がします。

僕も、リリースした後にライブを考えてまして。
今準備中なので、スケジュールは決定してないんですけども、もし決まったら是非報告させてほしいので、チェックを宜しくお願いします。
そんな感じで、有難うございました。以上、宜しくお願いします。KYONOでした。
はいー(笑)、KYONOくん、声渋いね。声が渋いんだなー。
今ね、このコメント中はあれなんですけど、クールに、ほんとクールな人ですよ。まあでもごきげんな人なんで。
あの、KYONOくんのイメージは色々持ってると思いますけど、あの、ほんと、ポップな人です(笑)KYONOくんコメント有難うございます。
THE MAD CAPSULE MARKETSとAIR JAM 2000
KYONOくんとはですね、そうですね、マッドカプセルとHi-STANDARDがやっぱり、一緒にライブをやるっていうこの奇跡の日。
2000年のAIR JAMになると思うんですけどもね、ここはやっぱり伝説の日だったんですけども。
マッドカプセルのライブがですね、とにかくとてつもなくて。
当時AIR STAGE・JAM STAGEってあって。AIR STAGEが大きなステージで、JAM STAGEは小型のステージを脇に。
で、柵がぶっ壊れちゃうくらい、柵がぶっ壊れちゃったんですよ。
THE MAD CAPSULE MARKETSはHi-STANDARDに引けをとらないくらい、めちゃくちゃ人気があって。
でもHi-STANDARDとマッドカプセルは接点がなかったんですよね、実は。一緒にライブをやってなかったの、それまで。
それも、今思うと何でなのかな?って思うんだけど、ハイスタのメンバーの中で唯一、僕が、マッドカプセルとコンタクトを取り始めて。
で、マッドのライブを観に行ったんですよ。クワトロ(渋谷?)にライブを観に行って。ライブを観ないで、ライブに誘うのは失礼なんでライブを観に行って。
そのライブがあまりにも衝撃で。
「あー、こんなすげえバンドが日本にいるんだ。これは一緒にやらない訳にはいかないな。AIR JAM出てもらわない訳にはいかないな」
って思って。で誘ったんですけどもね。
で、やっぱり、マッドのメンバーは、当時、2000年のAIR JAMっていうのは、タイムテーブル発表しないで、それでステージ割りとかも発表しない。
そういう時代でもなかったんで。まあフェスなんて無かったんでね、とにかく。
僕ら発表しないっていうスタイルでやってたんですよね、当時ね。
当日、たぶん来るまで彼らもわかんなかったみたいなんですよ、そのステージの大きさに差があるっていうのが。
で、これはあとから聞いた話なんですけど。
「何で俺たちはこの小さい方のステージなんだ」
と言って、結構怒ってると。その時言ってもらいたかったですけどね。
いや、ほんとそれは、バンドの規模じゃなくて、そん時のタイミングっていうんですかね。ほんとそういう言葉になっちゃうんですけども。
で、マッドカプセル、ビッグバンドにも関わらずJAM STAGEやってもらって。
案の定っていうか、やっぱりな、っていう、大きなステージのAIR STAGE、前に人がいる以上の人が横側のJAM STAGEに向かっちゃって、壮絶な圧力がJAM STAGEにかかっちゃったんですよ。
あー、やっぱりかって思ったんですけど、その時に。「まずい、危ない」って思ったんですけどその時に。
柵がぶっ壊れちゃって、ライブ中断ですね。
それはやっぱりあの、壮絶なムードだったんですけど。そんなことあっちゃいけないんで、運営としては。
でもね、そのシーンがほんとに忘れられない。あの熱と、ちょっと危ない、危険な香りが漂ってましたね。
あのシーンっていうのはAIR JAMの、伝説のシーンですね。それはほんと語り継がれてますね。うん。
そんなマッドカプセルが活動休止する。
それもやっぱりHi-STANDARDが活動休止した翌年だったのかな?それもまたタイミングがまたねー。うーん。
で、僕が沖縄に行き、スタジオを作って、ダンスミュージックを基盤とした、ULTRA BRAiNっていう活動を始めて。
で、その活動が、僕は、マッドカプセルが先駆者だな、っていうのはそこでやっぱり更に知るわけなんですけども。
デジタルパンクロック、デジタルパンクみたいな、そういう打ち込みを用いたパンクロックっつーか、ハードコアっていうか、そういうのはマッドカプセルが先にやてて。
で、僕がULTRA BRAiNやった時に、なるほどな、やっぱりこの人達先に行ってたんだな、って。
僕らももちろん影響受けてたし、もちろん。僕が打ち込みやり始めた時に、やっぱマッドすげえなって思って。
その僕らの活動とリンクして、ベース、上田剛士くんがやってた活動とKYONOくんがやってた活動と2つ、僕らがやってた活動とリンクすることになるんですよね。
で、そこでKYONOくんがやってたWAGDUG FUTURISTIC UNITYっていうその活動の中で僕も一曲参加することになって。それはそれはほんと光栄でしたね。
あれはほんと忘れられないんですけども。
それからWAGDUGの活動にリスペクトを込めてAIR JAM2011に出演してもらうことになるんですけどね。うん。
そうねー、だからKYONOくんとはね、2000年以降ずっと一緒にいる感じがして。
今回の10月17日にリリースされた『YOAKE』っていうこのタイトルもそうなんですけど。
「あー、またこっから行こうとしてるんだなー。また始まろうとしてるんだな」
っていうKYONOくんの気持ち?それはひしひしと伝わってくるんで。うーん。
JESSEがフューチャリングで入ってるんで、この曲はめちゃかっこいいので。
それでは聴いてください。
KYONO feat.JESSE ( RIZE / The BONEZ ) 『BREED』
過去の精神を失わずに今を生きる
はいー、早くもエンディングですね。
きょうはKYONOくんのコメントを頂いてですね。嬉しい。
やっぱりこうやって、ビッグバンドをやっていたバンドの人達が、各々の活動を始めていくっていうのは、自分のストーリーにもどうしても重ねてしまうとこがあって。
KYONOくんの思いとか、すごく、そんなことまだ話してないんだけども、すごく、感じますね。
で、曲や、リリックを見るとやっぱり、そういうとこもすごく出てるんで。
是非ね、KYONOくんのソロアルバム、10月17日にリリースされてます『YOAKE』是非チェックしてください。宜しくお願いします。
KYONOくんもね、コメントでも言ってた、今ね、若いバンドと今、まさにそのことを言っていたKYONOくんとリンクするメールを見つけてしまったんで、このメールを読みたいと思います。
ラジオネーム・花火さん、青森県の方です。

こんにちは。時代に反して呟かない私は長文のメールでいつも申し訳ないです。
AIR JAM 2018で確信したこと。
90年代現在進行系のパンクスと、90年代バンドブームからの現在進行系の真のオールドキッズは全く同じ精神を持っています。
最もネガティブを嫌い、絶対に批判しない。
超絶破天荒で変化球がえげつない。
とても冷静に受け入れて状況判断をする。
非常に優しくて暖かくて非常に気を使い、言う時は激しく言う。激おこ難波さんの衝撃はちょいちょい思い出す。
姉と怒りのポイントが全く同じ?
自己責任やオーディエンスの責任などライブだけでなく常に責任感を持っています。
守る・繋げる意思が非常に強いから、真のオールドキッズが多いライブのほうが圧倒的に楽しいです。
でもそれでは『All Generation』の意志に反するのかなあと思う。
ポジティブなら次がある。鬱陶しいネガティブなら次はない。
流れに身を任せられない、頭の中がお花畑の大人たちに言いたいのは、次に繋がるかどうかはオーディエンス次第だと、自分たち次第だといい加減に気付こう。
AIR JAM 2018が教えてくれた。
うん、なるほど。そう、時代はね、変わっていく。だけども、過去の精神を失わずに今を生きる。まさにそういうことだと思うんだよね。
それは僕もほんとにAIR JAM 2018で感じたことなんで。それを感じてくれたら嬉しいです。ラジオネーム・花火さん、どうも有難うございます。
では、また来週ですね!
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