どうも、パンク大好きデミさん(@Takenoco0803)です。
6月1日金曜日、浜松窓枠で行われた、ROTTENGRAFFTY PLAY ALL AROUND JAPAN TOUR 2018、行って参りました。
随分遅くなったんですけど、その日の感想を述べようかと。
同世代のバンドが年々エモくなってきてるのには理由があります。
力づくで引き上げる2MCと同世代のエモさ
セトリ覚えておりません。探したけどどこにも載ってないので割愛します…。
やってほしかった曲でやってくれなかったのは『零戦SOUNDSYSTEM』くらいでしょうか。
むしろこの曲は『世界の終わり』と1、2位を争うくらい好きな曲だったんでやらなかったのが非常に残念でした。
KAZUOMIとNAOKI側に位置してたんですけど、改めていいですよねー、狭いハコは。
演者と目が合うほど近い位置でのライブなんて東京ではなかなか無く、もう語彙力無くて申し訳ないんですけど最高だったとしか言えないですね。
ロットンの曲ってもちろんかっこいいんですけど、誤解を恐れずに言うと絶妙なダサさがあると思ってて。
例えば『金色グラフティー』や『銀色スターリー』、この日やらなかった『零戦SOUNDSYSTEM』もそう。
最初はなんかダセえなと思ってたイントロが何度も聴いてると味わい深くなってくるという不思議さがある。
意図的にギリギリ絶妙なとこを付いてきてて、それが人によってはかっこ悪いと思うかもしれないんだけど本人らはおそらく意図的にやってると思ってて。
カッコ悪さとカッコよさのバランスが絶妙なバンドです。
むちゃくちゃ最初からテンションが高くて、なんだろ、NAOKIとNOBUYAの2MCってのもあるんでしょうね、力づくでお客さんを引っ張っていく力強さっていうのがあり、もう振りきんなきゃもったいねえだろって感じでした。
ヘドバン・モッシュ・ダイブ、もうカオスでしたね。
あとすごくぐっと来たのはNOBUYAのMC。
彼は今42歳なんだけど、ライブの前に一つおにぎりを食べる習慣があるらしく、この日もコンビニに買いに行ったと。
その時におそらく同世代と思われるファンに声をかけられて、それがすごく嬉しかったというエピソードを喋ってました。
「同世代」というキーワード。
ここに心の琴線に触れる世代になってきたんですよね、俺も。
20代30代をがむしゃらにやってきて、おぼろげに自分の行く先が目に入り始める40代。
何のために仕事をするのか、それが家族のためなのか、生活のためなのか、もしくは己のためなのか。
KAZUOMIも今年の前半体調を壊してライブを休んでたし、仕事も健康面も色々と今まで通りではいかなくなる世代で、まだまだもがいていこうとしてるロットンのメンバー。
なんせこのツアーの終着駅が日本武道館ですからね。
自分自身心が折れそうになっても嘘でもいいから頑張ろう、やりたいことを今からでもやっていこう、って言われると奮い立つんですよ、きっとアラフォー世代っていうのは。
俺が今でもライブハウスに行く理由。
それはいい年こいてライブハウスで汗だくになって、もちろんメインの客層はロットンのメンバーと同じアラフォーなんだろうけど、気づいたら自分より下の世代もそしてちらほらと上の世代もいるライブハウスが好きだから。
ハコを出るとまた厳しい日常が待ってて、心が折れそうになりながらも歯を食いしばりながら仕事を頑張って、もう限界だ、って思った時にちょうど好きなバンドのライブのタイミングになって。
そこで世代が近い仲間と好きな音楽を聴いてまたリセットする。
ここ数年はそんなサイクルで回ってます。
「音楽に救いを求めてる」そんな一言で片付けられるようなものではないんです。
なんていったらいいのかな、言葉はどうかわからないけど、俺にとってはライブハウスという空間が非日常であり日常なんです。
最近のライブの中で一番同世代ということを意識したライブになりました、浜松窓枠。
地方都市のライブハウスってなんか違う
東京の、例えば新木場スタジオコーストで観るライブ。
そういうのとはまた違うんですよね、地方のハコは。
1年に何度か出張にからませて地方都市のキャパ500以下のライブハウスにお邪魔するんですけど、すごくいい雰囲気なんですよ。
それはいつも思うんです。
東京と違って、絶対的にライブの本数が違うっていうのがあるのかな。
その1本にかけるお客さんの熱さがもう間違いなく違うと思うんです。
その日を後悔しないパワフルさというか、上手く言えないけど、きっと違うはず。
狭いハコ×地方都市=激アツ。
何度も地方のハコには行ってますが、そのことは毎回実感します。
浜松窓枠、また行きたくなるハコでしたー!
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