洋楽パンク市場が死んでしまう前に、名盤から改めて始めよう!

イベント
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どうも、パンク大好きデミさん(@Takenoco0803)です。

3/31・4/1と幕張メッセで行われたVans Warped Tour Japan 2018

フォロワーさんが参戦してたのだが、お客さんやバンド関係者の「楽しかった!」という声とは裏腹に、特に2日目の動員は苦戦してたそうだ。

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前に書いた記事でさらっと触れたけど、このイベント、開催した23年間で日本のバンドが出たのは6組しかない。

そんな結構レアなイベントだったんですけどねー。終りを迎えるのが仕方がないような散々な動員になってしまったようだ。

翌日のPENNY WISE 恵比寿LIQUIDROOM公演も同じく客の入りは寂しかったよう。

日本における洋楽パンクシーンは死んでしまったのか。

少し考えてみようと思う。



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出演者のメンツは悪くない…

改めて、Vans Warped Tour Japan 2018に誰が出たのかを記してみる。

1日目

  • 海外勢 KORN・LIMP BIZKIT・DEADLY APPLES・ISSUES・OF MICE&MEN・TONIGHT ALIVE
  • 国内勢 BiSH・The BONEZ・Crossfaith・coldrain・MONOEYES・MUCC・シシノオドシ・Survive Said The Prophet・Xmas Eileen

2日目

  • 海外勢 PROPHETS OF RAGE・ANDREW W.K・THE LAST INTERNATIONALE・PENNY WISE・SUICIDAL TENDENCIES・ZEBRA HEAD
  • 日本勢 a crowd of rebellion・BAND-MAID・COUNTRY YARD・Dizzy Sunfist・HEY-SMITH・LOVEBITES・Passcode・ROS・SHADOWS・TOTALFAT

海外勢のKORN・LIMP BIZKIT・PROPHETS OF RAGE・PENNY WISE・ZEBRA HEAD

このメンツは個人的にはなかなか豪華だと思う。現在進行系というよりも過去よく聴いてたバンドという意味なのだが、俺は嫌いじゃないです。

ただ、2日間やる必要があるのかという疑問が拭えない。2日開催することによって小粒なバンドを配せなければいけなくなった気がする。ロックを売りにするアイドルバンドもこのイベントに必要があったのかなと。彼女たちをディスってるわけではないが。

だってパンクの祭典・ワープドツアーですからね。昔のこのイベントの価値を知ってる人からしたら首を傾げざるを得ない。穴埋めに読んだバンドがその役割を果たしたかどうかは客の入りからすると疑問符。

ちなみにチケットの値段(前売り券)。

  • 1日券 11,000円
  • 2日券 19,000円

この値段が高いかどうか。

例えば洋楽ファンにお馴染みのSUMMER SONICFUJI ROCK FESTIVALはこうだ。

SUMMER SONIC(前売り券) 2017年

1日券 16,500円

2日券 30,500円

FUJI ROCK FESTIVAL(1次先行発売) 2018年

1日券 18,000円

2日券 32,000円

3日通し券 39,800円

この2つのイベントと比べると値段は良心的ではある。

しかし、サマソニもフジロックも20年近く毎年日本で開催してきた伝統のあるフェスである。

アメリカほど知名度がないので単純にブランド力の差が出ましたよね。

来年やるかどうかはわからない。ワープドツアー創設25周年ということで何かやるらしいが日本でやるかは疑問である。

わざわざ海外から来たバンドもどういう印象を持って国に帰ったのか、なんて考えると前途は明るくないのでは。



日本で聴かれてる洋楽はロックではない

今現在日本ではどのような音楽が聴かれてるのか。

興味深いデータがあった。

【2017年Spotifyジャパン・ランキング】

●日本国内で最も再生されたアーティスト

  1.  ONE OK ROCK
  2. エド・シーラン
  3. 清水翔太
  4. AAA
  5. ザ・チェインスモーカーズ

●日本国内で最も再生されたアルバム

  1. ÷(ディバイド)エド・シーラン
  2. AmbitionsONE OK ROCK
  3. パーパスジャスティン・ビーバー
  4. 24K・マジックブルーノ・マーズ
  5. メモリーズ…ドゥー・ノット・オープンザ・チェインスモーカーズ

●日本国内で最も再生された楽曲

  1. Shape of You” エド・シーラン
  2. Stay(with Alessia Cara)” Zedd
  3. 打上花火” DAOKO✕米津玄師
  4. Something Just Like This” ザ・チェインスモーカーズ & コールドプレイ
  5. Despacito – Remix” ルイス・フォンシ、ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー

●海外で最も再生された国内アーティスト

  1. ONE OK ROCK
  2. RADWIMPS
  3. BABYMETAL

引用:Spotifyが年間ランキングを発表。「今年最も再生されたアーティスト」の栄冠は誰の手に?

名前が出てくるアーティストの中にロックバンドやパンクバンドは出てこないのだ。

試しにiTunesでのアルバムランキングTOP50も調べてみた(4/2調べ)。

13位 ザ・ウィークエンド(R&B)

26・27位 ブルーノ・マーズ(R&B)

28位 カミラ・カペロ(ポップ)

36位 エド・シーラン(ポップ)

50位 Zedd(ダンス)

うん、やっぱり出てこないのである。

単純に旬の洋楽はロックではなくR&B、ポップス、EDMなどのダンス系なのである。パンクバンドが上位を飾ることは少ないのだ。

これは日本市場においても同じである。

しかし、洋楽と違って日本では、チャートの上位に位置しなくてもフェスで体験の共有ができるのだ。そしてツアーで、ゲストでライブハウスに出演できるのだ

だからこそ邦楽パンクはある意味で生き延びてる。

ワープドツアー1日目の動員が伸びたのは、出演する日本のバンドの力が大きかった。そして2日目が伸びなかったのはその力が弱かったからだ。

つまり、洋楽のメンツではなく邦楽のメンツの強さ。ただそれだけのことだと思うのだ、悲しいことだが。



まずは名盤から

音楽市場を支えてる若者の海外思考の減少も洋楽離れの一端なのかもしれない。

1996年の日本人の出国者数は1669万人で、うち20代は463万人。2016年は全体が1712万人とほぼ横ばいだが、20代は39%減の282万人だった。主な減少理由として、若者がショッピングセンターや温浴施設など近場で休日を過ごす傾向にあることや、スマートフォンのゲームなど室内での趣味が増えたことなどが考えられる。

引用:若者はもっと海外旅行を!

海外に興味がなければ洋楽になんぞ興味を持つはずもない。

しかし、英語詞で歌うバンドの存在はどうだろうか。

俺が好きなバンドで言うとメジャーではMAN WITH A MISSIONMONOEYES

インディーズではHi-STANDARDを始めとしたパンクバンド。

日本語で歌うバンドと洋楽の間に彼らは位置してないか。

仮にそれらのバンドを聴ける耳を持ってるとしたら、洋楽に辿り着くのはあと少しな気がする。

Apple MusicSpotifyなどの定額配信サービスはその後押しをしてくれる。プレイリストなど、初心者には優しいサービスもあるから。

ワープドツアーに参戦したバンドマンたちは軒並みSNSで発信していた。

このバンドのことよく知らないけど、すごく良いことを言ってると思いました。

自分らが好きなバンドマンが好きな曲・好きなバンドにもう少し興味を持とう。

Green Day – Basket Case [Official Music Video]


インターナショナル・スーパーヒッツ!

まずはみんなが良いって言ってる名盤から始めてみよう。俺も洋楽の新しいバンドはあまり掘り下げてないけど、英語に慣れてる耳なら若い子でもすんなりと入っていけるはずだ。

サマソニやフジに出るバンドだけが洋楽のバンドではない。



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