バンドは生き物!変わらないために変わることの難しさ!【SOIL & “PIMP”SESSIONS】

バンドは生き物!変わらないために変わることの難しさ!【SOIL & “PIMP”SESSIONS】

4/14(金)、SOIL & “PIMP”SESSIONSのライブを観に恵比寿リキッドルームに行ってきた。

サックスの元晴が脱退。

それを受けての半年間の活動停止明けのワンマンライブ。

チケットはソールドアウト。

このバンドの生命線でもあるサックスが抜けて、このバンドはどこへ向かうのだろうか。

期待と不安が入り混じった会場は、復活を待っていたファンの熱気でムンムンだった。

 

残念な結果に

結果は…期待外れに終わった。

ライブキッズにもオススメしたい、激しいジャズを奏でる【SOIL & “PIMP” SESSIONS】!

以前紹介したが、このバンドは二管(トランペットとサックス)+ピアノでメロディラインが成り立ってる。

この二管の激しいパフォーマンスが俺が好きだったところであり、ライブキッズにもお勧めしたいポイントであった。

そのメインのサックスが抜けたんだから当然編成は足りない。

そこで彼らが取った手法はEDMを取り入れるというものだった。

もちろん初めて聴いたので、耳馴染みがなかったのかもしれない。

ただ俺にとっては苦し紛れの手法にしか聴こえなかった。

あとはピアノの丈青のパートの尺を無理やり長くしてるように感じた。

後半、ライブでは鉄板の楽曲『Summer Goddess』をやろうとしたら、

「やっぱりこの曲は二管必要なんだ」

とのMCがアジテーターの社長から入り、サポートのサックスが登場した。

収録アルバムはこちら:

PIMP OF THE YEAR

ここからはいつも通り大盛り上がりのライブになった。

しかし結局のところは、サックスの元晴のところを穴埋めするためにはサポートを入れるしかないという根本的な問題は解決できなかった。

復活して初めてのライブだったこともあったと思う。

彼らも実験的な試みを仕掛けたって話してたけど、今後このバンドがどうなるのか大いに不安になった。

前の楽曲を再現するためには、新しいサックスを入れるしか手法はないだろう。

ピアノとトランペットがメインのバンドなんてただのジャズバンドであってソイルではない。

そもそもロック畑で育った俺が大好きだったのは、サックスとトランペットの激しいパフォーマンスである。

ジャズに素養がある人には満足できる内容だったのかどうかも分からない。

ライブが終わった後ツイッターを見てたけど好意的な意見の人がほとんどで、否定的だったのは俺だけ。

とりあえず復活おめでとうって言ってる人の気持ちも分かる。

それは俺も同じ気持ちだ。

でも、”DEATH JAZZ”って本人たちが言ってるくらい激しくてかっこよかったはずのバンドが、POLYSICSみたいなことやってもしょうがないだろって終始俺はいらいらしてました(POLYSICSをディスってるわけじゃないですよ)。

その日朝早かったこともあり、途中のパートで立ちながら寝落ちしそうになったからね。

こんなの俺のライブ人生で初めて。

ショックだったなー。

来週は大阪で盟友、RHYMESTERとやるんだけど、それまでに色々修正してくるだろう。

 

 

変わらないために変わる

これ、MCでアジテーターの社長が言ってた言葉。

深い言葉だよね。

主要メンバーの一人が抜けて、しかもそのメンバーはそのバンドの幹の部分を担ってて。

相当苦しんだと思います。

半年間バンド活動を休業してメンバーみんなで色々悩んだと思います。

とりあえず今回トライしたことは無駄にはしてほしくないなと。

新しくサックスを入れない限りフェスでやるような鉄板の曲はできないわけで、今後どうするのかはまた悩むところでしょう。


“X” Chronicle of SOIL&”PIMP”SESSIONS(初回限定盤)

このベストアルバムを聴けばソイルの全てが分かるんだけど、どうだろうなー。

まあ、今後の彼らをしばらく追ってみようかと。

 

どのバンドにも言えること

メンバーの入れ替えってどのバンドにも起こりうること。

そこで新メンバーを入れる、入れない、色んなやり方がある。

メンバーを入れ替えなくてもずっと今までと同じことをやり続けてれば、そのバンドのファンはいつか飽きてくるわけで。

新しい一面を見せながら既存のファンを引きつけつつ新規のファンを獲得する。

この難しいミッションを常に考えながらバンドは前進していかなければいけない。

その変化が急激であればあるほど刺激的で劇薬となってしまう可能性がある。

今まで激しいジャズを奏でてたバンドが必要に迫られて苦し紛れに急遽取り入れたエレクトロ。

今回のソイルの例は俺にとっては劇薬だった。

大好きなバンドが急に路線変更した時に、あなたはついていきますか?

それとも立ち止まりますか?

バンドは生き物だってことを今一度みんな心に留めておいたほうがよろしいかと思います。

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