【NO MUSIC,NO LIFE】音源にお金を払う必要性とは?

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会社の後輩と話してたら、衝撃的なこと言われちゃって。

ここ何年もお金出して曲聴いたことないってさ。

そいつ、わりと音楽好きで前から色んな話してたんだけど、ちょっと幻滅というか悲しくなったというか。

CDは買わないけどフェスには行く。こういう人非常に多いと思う。

今回はそんな音楽業界の現状についてお話します。

 

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なぜ音楽に金をかけないのか

単純に不景気って事が大きい。

若者の所得は増えないのに、生活コストは年々増える一方(おっさんも一緒だ)。

そうすると例えば洋服は、ファストファッションの店で流行の形を手ごろな値段で手に入れるよね。

ワンシーズン着れればそれでいいし、来年はまた来年仕入れればいいんだから。

音楽も同じことが起きてる。

限られたお金を音楽にどうやりくりしていくかって考えると、youtubeは無料 。

どっか海外から経由して音楽をダウンロードしたらお金がかからない(違法だよ)。

そりゃーやるよね。買わないよね。

ましてや90年代のように、CD買わなきゃ音源が手に入らないような時代を通過してなければなおさらでしょう。

インディーズレーベル・PIZZA OF DEATH代表の横山健も、それについての認識を過去に述べていた。

CDや書籍はコピーが利くけど、体験ってコピーできないから。(http://realsound.jp/2013/10/post-132.html)

まさにこの言葉通り、体験がコピーできないフェスは乱立してる。

色んなアーティストが見られ、しかもやる曲は必ず盛り上がる定番曲ばかり。

予習もyoutubeで無料でできちゃう。

現状、音楽にお金をかけずに楽しむことができてしまうのである。

問題はここから。

 

ツアーに行くか行かないか

ここが一つの分岐点になる。

フェスで興味を持ってくれた人が、そのあとツアーに来てくれるかくれないか。

ライブに行くためには当然予習する。

すぐにCDを購入する人はいないと思うので、まずはyoutube。

そして主要な曲を勉強して、そのあとCDレンタルですよね。

ここで初めてお金をかけることになる。

そのあと実際にライブを観る。

良かったらCD及び物販を購入。

流れとしてはこうなる。

youtube視聴でもCDレンタルでもアーティスト側にお金は発生するが微々たるものである。

やはり金額が大きいのはCD購入(ダウンロード含む)と物販なので、直接の収益確保までの道のりは長い。

ツアーで食べていくことは可能と健さんは言ってるけど、この食べていくっていう表現が当てはまるとおりおそらく贅沢はできない(そこそこ売れてないとフェスなんか出れないから微妙なところなんだけど)。

フェスで満足するお客さんをどうツアーに引っ張っていくか、ここがバンドの課題でもありなかなか解消されない現実でしょう。

 

音楽の値段を考えてみようよ

CDを売るビジネスモデルが崩壊してるとはいえ、楽曲に値段をつけて販売する現状がなくなるわけではない。

新曲が全くないのにツアーばかり廻っても、徐々にお客さんは飽きて足は遠のいていく(一時期の10-FEETのように圧倒的なパフォーマンスをし続けない限り)。

iTunesでは1曲が200~250円。アルバムは曲数によるけど2000円程度。

単純にアルバム1000枚で200万円の売り上げである。

金額だけ見れば多いと思うが、そこにかかる経費を考えるとそんなに多くはないのではないか。
経費とは人件費・広告費・レコーディングなどにかかる費用である。

インディーズレーベルは人件費も広告費もかけられないために売れたら取り分が多いと言われてる。

今も伝説になってるHi-STANDARDの『MAKING THE ROAD』。


メイキング・ザ・ロード

このアルバムは国内外で100万枚以上売り上げてると言われてる。1枚2000円として20億円である。

諸経費差っ引いても相当お金は入ったはず。

その代償として健さんは体調を崩し活動休止に追い込まれたし、難波さんと原盤権で揉めたこともあった。

夢のあったこの頃の時代のことはさておき、おそらく今も昔もCDの値段はそれほど吹っかけてるわけではないと思う。

特に今は下げてるはず。

それでも売れない現状は深刻である。

だからツアーのチケットも自ずと低めに設定することになるのに、行きたい人が行けずに高値に転売されてしまう。


YES (初回限定盤)

最終的に完売になるならまだいい。

ワンマンだと売れないから2マン3マンにするバンドがほとんど(それだけの理由じゃないよ、もちろん)。

 

音楽が無くなる日か来るかもよ

今は音楽ソフトもたくさん出てるから、楽器弾けなくても作品作れちゃう時代である。

それらを使って作った作品に価値がないわけではない。それらの全てを否定するつもりはない。

コストをかけて作った作品にそのコストに見合うだけの価値を見出せないなら、買わなくてもいい。

でも、youtubeとかでいいなと思うものが見つかったのなら、そこで終わらすんじゃなくてその対価としてお金を支払って欲しいってこと。

レンタルでもいいんです。とりあえずアーティストに還元できる手法を取ってほしい。

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いい音楽に金を払うのも同じことではないのか?

ここまでアーティストと音楽関係者を追い込んでも、まだお金払いませんか?

このブログを読んでる人はそんな人はきっといないと思います。

モノの価格・価値をよく把握して、払うべきものにはお金を払って欲しいと思います。

タダって嬉しいけど心に残らないよ、きっと。

100均のモノ大事にする人いないでしょ。

もしそんな人がいれば、モノの価値をわかってる素晴らしい人です。

その人はきっと値段に関係なく、「いいものはいい」という自分の物差しを持ってる方です。

そんな人はきっと素敵な音楽にはお金払いますよ。

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邦楽にもその時が来るかもしれない。

そうなる前に、お金払おうぜ。

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