若者の曲が理解できないと言う前に、あなたは本当に理解しようとしてますか?って話。

若者の曲が理解できないと言う前に、あなたは本当に理解しようとしてますか?って話。

2017年6月9日のミュージックステーション。若者に人気のバンド、KEYTALK vs THE ORAL CIGARETTESって企画があって、さっき録画を観てみたんです。予想はしてたんだけど、うん、正直あまり響かなかったんですよね、39歳のおっさんには。どちらかと言えばKEYTALKの方が好きでしたが。

ここで一つの疑問が芽生えました。自分が惹かれる音楽に年齢は関係するのか?ってことです。若い子に人気のバンドに全然興味が持てないのって年取ってるからなの?って思ったり。

なのでちょっと考えてみました。

まずこの2バンドその他もろもろについて少し。



 

若者に人気だと思われるバンド達

KEYTALK

日本のロック・バンド。メンバーは小野武正(g,MC,cho)、首藤義勝(vo,b)、寺中友将(vo,g)、八木優樹(ds,cho)の4名で2009年7月に結成。翌年、即完売となったデビュー・シングル「KTEP」を経て、7月に1stミニ・アルバム『TIMES SQUARE』を発表。以降、4つ打ちダンス・ロック、パンク、ギター・ポップ、ジャズ、フュージョンを再構築したサウンドを引っ提げ、都内でのライヴを中心にツアーや大型フェスへの参加など全国的な活動を展開。2013年11月にシングル「コースター」でメジャーへ進出。2015年10月には初となる日本武道館公演を成功させた。(rockin’on.com参照)

黄昏シンフォニー

GAMADASE KUMAMOTO 2018」に出演が決定してます。

THE ORAL CIGARETTES

奈良県出身のロック・バンド。メンバーは山中拓也(vo,g)、鈴木重伸(g)、あきらかにあきら(b,cho)、中西雅哉(ds)の4名。2010年7月に結成し、関西を拠点に活動を開始。肉体的でアグレッシヴなパフォーマンスと歌心のあるメロディや複雑に練られた絶妙なバンド・アレンジを武器に、2012年にロック・オーディション〈MASH A&R〉でグランプリを獲得。2014年7月にシングル「起死回生STORY」でメジャー・デビュー。2016年までシングル6枚、アルバム2枚を発表。2017年2月に3rdアルバム『UNOFFICIAL』をリリース。(rockin’on.com参照)

トナリアウ

改めて聴いてみたけどやっぱりそんなに響かなかった。それだったらもっといいのあるぜって思ったよ。実際ライブを見たバンドで言うとこの辺です。

 

KANA-BOON

KANA-BOONフルドライブ


TIME

 

フレデリック

フレデリックオドループ


oddloop

 

クリープハイプ

クリープハイプ左耳


踊り場から愛を込めて

って書いてる時点で気付いちゃった。これ、年のせいじゃなくて好みでしょって。Mステでたまたま続いた2バンドが好みじゃなかっただけでした。はい、この問題はおそらく解決です。



 

たまに思う、俺浮いてる?って

ってことで当初の疑問は解決したんですが、アラフォーのおっさんはいつもライブの時に思うんです。今日は俺浮いてねえか?って。物販並んでるときとかライブ前にビール飲んでる時とかに。

基本俺はライブは一人で行くんで、バンドの客層とかファンの雰囲気とか気にしちゃうんですよね。思ったより客層が若かったらドキドキしちゃったり、おっさんが意外と多かったら安心しちゃったり。まあ、バンドの演奏が始まったら全然気にならないんですが、始まる前に余計なこと考えちゃうんです。

アーティスト側も自分のファン層がどれくらいの年代かっていうのは客の顔を見ればわかるわけです。だからこそ少し肩身が狭くなったり、堂々とできたり。絶対に気にする必要ないんだけど、そんなつまんないことを考え出すところが年を取ったってことなのかなって思いますわ。

自分が若い時はあまり疑問に思わなかったんですが、年を取れば取るほど周りの人間と音楽の話をする場面が減ってきます。それはまず自身の境遇が変わってくるから。独身から既婚へ、そして家族が増えるにつれてあらゆる面で自由が効かなくなってきます。

小さい子供がいるパパがライブハウスに行くためには、プレゼン能力を高めないと!って話

それは殆どが喜ばしい悩みだと思うんですが、若い時にあれだけ同じライブハウスにいた同世代の人たちは今どこに行ってるんでしょう。きっとその殆どは、今足が遠のいています。

最近子連れの人もライブに来やすいような施策が次々と打ち出されてるのは、いいことだと思います。パパもママも子供が生まれると必ずライブから足が遠のく期間があって、子供が一段落する頃にはもう今の音楽シーンのことがわからなくなって、結果的に戻ってくることが億劫になる人が多いと思うんです。

若い頃には色んなアンテナを張り巡らせて情報を集めてたのに、そのアンテナの数が減ってきて、しまいにはアンテナの張り方すら忘れてしまう。いや、きっとアンテナを意識して張らなくても自然と情報が入ってきてたんですよね。

俺は学生時代のリアルな友人とは会う機会も減ったし、ましては音楽の話なんてすることは全く無くなりました。だからこそこうしてブログを書いたりツイッターしたりして、音楽的な繋がりを得てるのかもしれません。でなければおかしくなりそうだった、というのは言い過ぎでもなく事実であります。

年齢と音楽的理解度は必ずしも関係がない。とは俺は言えないと思います。年を取ると日常的にアンテナを張る努力をしてないと自然には情報が入ってこない。その結果、若い子の音楽が理解できなくなるのではないだろうか。

経験値が増えると、新しい情報が入るスペースが減ってくる。それは、スペースを作る努力をしてないからだし、スペースが無いと新しい情報は入っていかない。

同じ歳でも見た目が老けてる人と若い人っていますよね。それってもしかしたら新しいことを拒絶してるか吸収してるかの違いだと思ったりもするんです。それはたとえば音楽だけではなく、ファッションやカルチャーの流行に敏感でいれるかどうかも大事かと思います。

ま、そんな難しく考えず、好きな音楽を好きなだけ聴けばいいことなんですけど、ここで言いたいのは、アーティスト側も進化してるってこと。昔のほうが良かった、って言いがちなんですけど、聴き手のこっちが止まってるから見えてこないこともあるんです。同じことを同じようにやったら停滞することは作り手のほうが絶対意識してるし、彼らはそれを一番恐れてるはずだから。

俺は日々抵抗しております。若い子の音楽も現場に行くことはなくても理解できるおっさんになりたい。そのほうが多分楽しいと思うから。



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