【横山健】ザ・クロマニヨンズが、音楽は楽しければいいと言う理由。

バンド
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どうも、パンク大好きデミさんです。

ザ・クロマニヨンズのインタビューに横山健が引用リツイートするという、なんとも幸せな朝を迎えたんですが、これを読んでみたらまあ深いわけです。

色々と思うことがありましたのでつらつらと書いてみます。

まずは横山健と甲本ヒロト、並びに真島昌利について。



 

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ヒロト&マーシーは絶対的な存在

ヒロトさんとマーシーさんがブルーハーツをやっていなければ、今日のオレはいなかった。それだけ大きな…もっと言うと「絶対的な」存在だ。

ブルーハーツの頃はその辺でたまに見かけた。いつもヒロトさんとマーシーさんは一緒にいるのだが、声をかけると(もちろんその頃のオレはただのガキ)いつも二人とも気さくに接してくれた。

マーシーさんは朝の渋谷駅のホームで見かけた時に声をかけると「今から金沢行くんだー」と教えてくれた。ガキだったオレは「すげぇ」と思った。そして「これからバイト?がんばってね」的な優しい言葉をかけてくれた。

ヒロトさんは下北沢の飲み屋で、ヒロトさんに憧れて買ったが履きすぎてボロボロになったブーツを見せると「おー、気合い入っとるねぇ!」とあの笑顔で言ってくれた。

引用:http://www.pizzaofdeath.com/column/ken/2014/10/vol86.html

横山健本人のコラムが一番詳しく書いてあるので引用した。

最近全く更新してないコラムではある。

が、俺もブログを書き始めてから気付いたんですが、よく練られてる知的な文章書くんですよ、健さん。

一回一回のコラムがすごく長いのに、起承転結がしっかりなされてて読みやすく、しかもユーモアセンスもある。

コラムを集めた本があるんだけど、ホント一家に一冊って言いたいくらい面白いんです。

気になった方はぜひ。


横山健 随感随筆編

って少し脱線してしまったのだが、デビュー前から健さんは二人のことを一方的に知ってたみたいです。

 

社会的メッセージからシュールな歌詞へ

そしてこのコラムを読むと、健さんはTHE BLUE HEARTSのの『チェルノブイリ』という曲を二人に無許可で歌ったあとで、

「ヒロト&マーシーの気持ちを考えると健はやるべきじゃなかったんじゃないか」

「やるなら自分の持ち曲でやるべき」

という意見をもらったという。

ちなみに、チェルノブイリとは、1986年4月に起きた、チェルノブイリ原発事故のことを指し、世界で最大の原子力発電所事故の一つである。

ここに注目したい。

彼らは、なぜ

「音楽で大層な事を目指している人が多い気がする。俺達は楽しければそれでいい。」

と言えるのかということなんです。

健さんのコラムにもこうある。

チェルノブイリの件でも、恐らく多方面から叩かれたのだろう、苦い経験をしたのだろう。歌も曲解されて、自分たちの純粋な気持ちとは遠いところに行きそうになったのがイヤだったのだろう。そういうことがブルーハーツの存続自体の首を絞めることに少しでも加担していたことは、想像できる。

この曲は、ブルーハーツが所属していたレコード会社(メルダック)の親会社が原発事業を展開している三菱電機であったため発売許可がおりず、所属事務所の自主レーベルから発売された。

まあ、各方面からの圧力があったのは容易に想像がつきますよね。

今の彼らの歌詞に通ずるんだけど、ブルーハーツ初期は結構社会的なシリアスな歌詞が多かったのに、後半から封印してるんです。

そしてどっちかといえばわかりにくい歌詞・シュールな歌詞に移行していったのである。

このこと以外にも、

契約で曲を出し続けることに疲れた

忙しすぎて好きなバンドのライブに行けなくなった

など色々と噂はあるのだが、ブルーハーツ解散以降徐々にメジャーフィールドから遠ざかっていったのは事実である。

 

シンプルに音を楽しむということの是非

未だにブルーハーツが好きだったという人は多い。

だが、ハイロウズやクロマニヨンズが好きだという人はひょっとしたら少ないのではないだろうか。

彼らはなぜ社会的なメッセージを発することをやめたのか?

それとも、本当に今が楽しければそれでいいと思っているのか?

――20代とか30代の時からそういう風に思っていました?

甲本 こうやって言葉にできるようになったのはいつからかなあ。

引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakahisakatsu/20171011-00076770/

述べられてるのはこれだけである。

彼らだけにしかわからない色々なことがあった結果、語らないことを決めた。

作品でしか語らないことを決めた。

しかも、自分たちが一番楽しんでるということを作品で表現することに決めた。

ブランクを作ることなく、毎年コンスタントにアルバムを作りコンスタントにライブをする。

このことで彼らはロックンロールって楽しいもんなんだぜって伝えてる。

チバユウスケ率いるThe Birthdayとの対バンでも健さんはロックンロールについて語った。

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ロックンロールとパンクロック。

同じロックであるながら表現の仕方・発信の仕方で異なるアプローチがそこにある。

俺はやっぱり発信してほしい。

この曲はどういう意図で、どういう思いで作ったって本人の口から言ってほしい。

ただただ楽しい。そんなライブもあると思う。

でも、俺はロックで楽しんで、その上で泣きたいのである。

未だにいろんな世代の人がブルーハーツを支持してるのって、そういう作り手の思いに共感できるからだと思うのである。

俺は、音楽が楽しいのは当たり前のことであって、その前提に立った上で何を足していくかがバンドの個性だと思ってます。

あと10年したら、音楽は楽しければいいって思えるかもしれないけどね。

楽しくなければ音楽を聴かなきゃいい。

でも楽しいだけで音楽を聴いてるのも物足りないなあ。

昔のブルーハーツの曲って、今聴いても凄く良いと思うから。

なんかもったいないなあ、楽しいだけで終わらすのは。



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