ガールズバンドの賞味期限は短い。だからこそ目に焼き付けたいって話!

ガールズバンドの賞味期限は短い。だからこそ目に焼き付けたいって話!

どうも、パンク大好きデミさんです。

Dizzy Sunfistどうやら絶好調のようです。全国ツアーも軒並みソールドアウトが続いてるみたいだし、SATANIC CARNIVAL’18にも参加が決まりました。

【SATANIC CARNIVAL’18】順当な発表。サプライズは第2弾・第3弾までお預けか?

いよいよツアーを見に行かねばと思ってるところなんですが、俺がそう思ってるのには理由があって。楽曲が良いからなのはもちろんなんだが、それ以外の理由に挙げたいのがもう一つ。

それは、彼女たちが「ガールズバンド」だからってこと(便宜上そう呼ばせてもらいます)。そして悲しいかな、ガールズバンドの賞味期限は短いということなんです。

ぱっと思い浮かべてみてください。30代以上のガールズバンドってあんまり見ないですよね。

その理由について今回は述べてみます。なお最初に申しておきますが、今回は女性蔑視の記事ではありませんのであしからず。



 

年齢と見た目の問題

ステージの上に立つという職業柄、見た目は重要である。これはもちろん男でも同様だが、女性だと余計に重要視されるポイントになる。単純に不細工より可愛い方が良いに決まってるし、女性芸能人が10代20代のうちに消費されていくのは無条件に見た目の若さ(フレッシュさとも言う)が関係してくる。

バンドというのは基本的に下積み時代があって、その後花開くのがバンド結成10周年の頃なんてパターンが多い(例えば04 Limited Sazabysとか)。年齢で言うと20代後半である。男ならその後も夢を追いながら活動を地道に続けていくことができるが、女性の場合はどうであろうか。年齢の問題は見た目の問題以上にシビアになってくる。

おそらくそこで女性は立ち止まる。このままバンドを続けて売れるのか売れないのかを冷静に考える。なぜなら女性は結婚・出産という女性にしか出来ない尊い役割があるからだ。そして現実的には、35歳を過ぎると出産するにも母体に負担がかかってくるという問題が出てくる。

今ぱっと思い浮かんだバンドの年齢を調べてみた(ボーカルのみ)。

  • あやぺた(Dizzy Sunfist) 27歳
  • 中嶋イッキュウ(tricot) 28歳
  • SAWA(LONGMAN) 27歳 
  • HARUNA(SCANDAL) 29歳
  • 蒼山幸子(ねごと) 27歳
  • yonige(牛丸ありさ) 23歳
  • 宮崎朝子(SHISHAMO) 23歳

SHISHAMOが一番売れてると思うが、年齢も一番若いという特殊な例である。だから彼女らは安泰と言える。

現実的な線引きラインは30歳だろうか。ここまでにいかに結果を出すか、女性バンドの厳しさは想像に難くない。だからソロアーティストと違って絶対数も少ないのだろうし、難しいのだ。



 

よりシビアなマネージメント

そしてマネージメント側はそれ以上に考えるはずだ。

インディーズが中小企業、メジャーが大企業と考えてくれたらわかりやすい。

例えばインディーズは音源の収益も少ない。だからこそ物販を含めたライブで入ってくるお金が重要なのだが、仮にメンバー(特にボーカル)が結婚・出産のために産休に入る、となったらどうだろう。

ただでさえ収益が少ないのに大打撃となる。本人の女性としての幸せとバンドの成功を天秤にかける難しさ、そして休まざるをえない他のメンバーとの軋轢が必ず出てくる。

これがメジャーならどうだろう。メジャーはお金をかけてる分シビアかもしれないし、逆に他のバンドもいるので寛容かもしれない。組織が大きい分インディーズよりも選択肢の幅も広がるのは間違いない。

しかし両者に共通して言えるのは、男性バンドよりも女性バンドはシビアに見なければいけないということだ。言い方は悪いが、賞味期限内に結果を残せるほどの才能があるのか?いう点が重要なのだ。



 

観れるうちに観なければいけない

今年解散するチャットモンチーは現在34歳。ボーカル橋本絵莉子の妊娠出産で1年間活動停止したのは30歳の時である。

現在デビューしてる女性バンドはいろんな困難をクリアして世に出てきてる。数は少ないがキラリと光る逸材ばかりだし、本人もマネージメント側もリスクを背負って懸命に頑張ってると言える。

だからなのだろうか、俺は女性バンドにある種の儚さを感じるのだ。この世にいる期間が決まってるかのような健気さや脆さ、そして危うさを感じるのだ。

Dizzy Sunfistとともに俺が好きなtricotにもそれは共通して言える。

【tricot】3rdアルバム発売。立派な変態バンド日本代表です!

彼女たちはいつ終わるかわからない。だからこそぜひ見に行ってほしいのだ。良いなと思ったときにはもう解散してるかもしれないからこそ、輝いてるうちにその目に焼き付けてほしいのだ。

そして女性バンドは男性バンドのように代わりがいることが少ない。それだけの個性がないと世に出てこれないくらい厳しいからだ。

パンク好きならDizzy Sunfist。ロック好きならtricot

個人的に推したい女性ボーカルバンド2組を宜しくお願いします!



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