私的サタニック’18レポ 後編!【04 Limited Sazabys・マキシマム ザ ホルモン・HEY-SMITH】

私的サタニック’18レポ 後編!【04 Limited Sazabys・マキシマム ザ ホルモン・HEY-SMITH】

どうも、パンク大好きデミさん(@Takenoco0803)です。

今回は私的レポの後編です。ちなみに前回のレポはこちら。

私的サタニック’18レポ Vol.1!【GOOD4NOTHING・G-FREAK FACTORY・SHANK・MWAM・locofrank】

この日5バンド目、locofrankが終わったあとSCAFULL KINGを観ようとまたSATAN STAGEへと移動したのだが、立ちっぱなしの足と腰の疲労と、爆音浴び続けての頭痛がしてきたので小休憩。もちろん耳栓はしていたのですが、スタートから5時間位経過するとまあ色々ダメージを負いますよね。これに関しては何の後悔もしておりません。無理して翌日以降の仕事に影響しても仕方ないので。

ってことで1時間ほど休んで04 Limited Sazabysから再スタートです。



04 Limited Sazabys

ライブ中は真ん中くらいにいたのですが、結構人いたんじゃないでしょうか。

04 Limited Sazabys「もっと強くなってこのフェスを守っていきたい」

GENくんがサタニックは4年連続4回目の出場って言ってたけど、5年連続の間違いでしたね(笑)

どの曲かは忘れたがサークルが前と横に出現して、その回りにいる人たちは回ってる人とハイタッチをするという光景はなかなか壮観でした。あまり予習はしてこなかったんですが知ってる曲ばっかりで、逆にそれだけヒット曲があるバンドなんだなって思うとこの位置でライブをしてることも納得できるパフォーマンスだったかと。GENくんの声って唯一無二だし、人によっては好き嫌いあると思うけど、アリーナツアーできるくらいの人気があることを考えると、時代は彼らを支持してるということ。俺は観たのは2回目だったけど十分楽しめたし、AIR JAM2018にも出るということはあのHi-STANDARDからも一目置かれてるということなのだ。

まあアンチの人の気持もわかるけどね。インスタとか自分のことわかってるような表情してるし、髪型もマッシュで可愛いし、服装もパンクファッションとはちょっと違ってそのまま原宿あたり歩いててもおかしくないくらいおしゃれだし。そんな可愛い顔して「音楽もセックスも生が良いですよね!」なんてサラッと言ってのけるんだからおそらく女性にモテる。むちゃくちゃモテるはず。そこが鼻につくおっさんの気持ちもわかる。

でも、インタビューやMCを聞いてるとそれはあくまでも彼の一面であり、実はものすごく骨太で芯の通った青年だと思う。キュウソネコカミのセイヤをニュータイプのパンクスと評してたのはGENくんだし、その当の本人も俺から言わせれば新世代のパンクスだと思う。彼は今を見てて今を表現しようとしてる。そこに懐かしさとかを感じないのは当たり前だし実際時代は進みパンクシーンも進化してる。俺は嫌いじゃないし、理解できる寛容さを持っていたいなと思う。

この日最後にやった『buster Call』。


Marking all!!!

イントロでリフトする人が続出する曲だったが、いくら本人がやめてくれって言ってもなくならなかったからか、この日はイントロをカットしてやってた。(最近はこのやり方なんですかね?)嫌ならやらなきゃいいのにその部分をカットしてまでやるのはファンからの支持が高いからだろう。こういうところが俺はかっこいいなあと思ってしまうのだ。



マキシマム ザ ホルモン

中断でフォーリミを観終え、さあホルモンだと思って少し前に行ったのだが、SEが始まった瞬間にものすごい勢いのモッシュが始まりあっという間に身動きが取れないエリアにまで進んでしまうことに。

マキシマム ザ ホルモン「すごい光景過ぎちゃって、言葉になりません」

正直、この日一番きつかったです。体力が底をつきかけてるおっさんがあの場所にいてはいけなかったと思います。俺途中で意識飛びかけましたからね。前も後ろも横もギューギューで、そしてなおかつ上からも人が飛んでくるというカオスな状況で、曲を楽しむというより曲をこなすことに必死でした私。ちょっと悔いが残ります。違うんです、俺はもっと後ろで多少自由に動けるスペースを確保できるとこで遊びたかったんです。でも俺が思ってるよりはるかに多くの人がホルモンを楽しみにしてたってことでしょう。あの時間帯にあそこまで動いてあそこまでヘドバンできる皆さん、凄かったです、ナヲちゃんじゃないけど、すごい光景過ぎて言葉にならなかったです。

うん、これくらいしか書けない。ほとんど記憶にございません(笑)『シミ』『便所サンダルダンス』は覚えてるけど。

ってことで消耗しきってとぼとぼと歩きだし、飲食ブースで緑茶(¥300)を買いました。



HEY-SMITH

最後はHEY-SMITH。ホルモンで完全に体力が底をついてしまったので、クロークに先に行き荷物を受け取って一番後ろで観てました。

HEY-SMITH、初日のトリを飾るアクトで「バンドって夢あるわ」

いやー、めちゃくちゃエモかったです。ほんとに体力を残してなかったのが大誤算でした。猪狩のMCっていいこと言ってるけどちょっとアホっぽくて、でも気持ちが熱くて涙もろくてそれがとても人間臭くて。そんでもって横山健が大好きで、ハイスタのツアー何箇所も行っちゃうくらい大好きで。そんな大好きな人が社長を務めるPIZZA OF DEATHのフェスでトリを務められる喜びを率直に言葉にしてて、もう、最高にエモかったです。

来年はまた別のバンドがまたトリを取ることになるでしょう。フォーリミがとっても不思議じゃない。でも、インディーズのバンドが取るサタニックって初年度のKen Yokoyama以来無かったんじゃないかな。(去年のWANIMAはレーベルはメジャー)見渡すと他にいないですよね、任せられそうなバンド。Dizzy Sunfistはまだまだだろうし。なんか歴史的な瞬間に立ち会ったような感動を覚えました。なんだかんだで去年のサタニック以来彼らを観てなかったんだけど、これはぜひハコで観たいなと思いました。チケット取れなそうだな…

電車の時間があったので、アンコールは観ずに帰りました−。



もう男女のエリア分けしろよ

何やら不穏な空気が漂ってきたサタニック。

昨日少し会場を歩いていたら何人かのお客さんが話しかけてくれたんですが、1人の女の子がライブ中に痴漢されましたって言っていました、恐らく被害者は1人じゃないどころか沢山いるでしょう、自分が情けなくならないんでしょうか、そんな卑怯な事でもしないと女の子に触れないくらいキモくてモテないんでしょうね、可哀想に。でも犯罪ですから、もちろん簡単な事では無いけど、もしライブ中に痴漢されたら頑張って何かアクションを起こして欲しい、顔を覚えて周りに伝えて欲しい、男達には捕まえて欲しい、その時はきっちり性犯罪者にして、積み重ねてきたものも大切なものも全部失わせてやるんで覚悟しとけよクズが。

A post shared by 庵原将平 (@shoheiiohara1988) on

SHANKのボーカル、庵原将平のインスタグラムに痴漢についての言及があった。はっきり言って年々痴漢被害は増えてる。2日目のKen Yokoyamaでは痴漢の加害者がセキュリティに引き渡されたようだ。俺はこのブログでもう何回も何回も痴漢については言及してきた。またかまたかって思いながらもそれは続けてきたし今後も続けていこうと思ってる。今回のこの将平の文面で気になることがあった。

「もちろん簡単な事ではないけど、もしライブ中に痴漢されたら頑張って何かアクションを起こして欲しい、顔を覚えて周りに伝えて欲しい」

これ、本当にできるのかなあって。そもそもこれをできる人っていうのは、モッシュピットには痴漢がいるという前提でモッシュピットに来なければいけない。もうこの時点でモッシュピットの存在意義は失われてるんじゃないかなぁ。アーティストから近い位置で観たい人は痴漢をされるかもしれないけど、それでもよければこちらのエリアに来てください、ってことかい?ライブ中ものすごく気持ちが高ぶって「ピットに突っ込んでモッシュしたい、ダイブしたい」そんな衝動に駆られても、そこには痴漢がいる可能性がいるのであしからず、ってことかい?なんかそれはおかしい気がするのだ。別に将平について悪く言うつもりはない。ただ、女性が実際に痴漢にあった時にそれをできる人がどれだけいるんでしょうかってこと。モッシュピットに行くためには痴漢されることに慣れなきゃいけないんでしょうか。

今回は痴漢以外にもスリの被害も幾つか報告されてたけど、スリに関しては自己責任の部分があるかもしれない。対策を練ろうと思えば練れると思うから。ただ、痴漢に関してはそれと同列に語ることは出来ない。「怪我したくないやつは前に来るな」これはわかるような気がする。実際ピットは危ないし、怪我をしてもそれは自分の意志でそこに行ったのだから自己責任かもしれない。でも、「痴漢がいるから来ないほうがいい」っていうのは違うって。はっきりそう言ってる人はいないと思いますが、この状況が続くと自ずとみんなそういう言い方になる。男としては声を上げてくれれば何かしら動けるから積極的にそうしてほしいのだが、それは同時に「痴漢がいるモッシュピット」ということを認めてしまうことになる。それはおかしい。理想論かもしれないけど、俺はライブハウスに痴漢がいることを容認したくない。

特にサタニックカーニバルはパンク・ラウドのバンドが多いためにモッシュピットが激しい。そこに痴漢の付け入る隙があるのだとしたら、もう今後は男女エリア分けしようよ。痴漢がいるかもしれない、そのために女性が前に行けないとしたらもう女性専用のエリアを作ろうよ。それしか根本的な対策はないよ。このままでは被害にあった女性が好きな音楽を嫌いになってしまう可能性がある。好きなバンドが嫌いになってしまうかもしれない。そうなる前にもう分けちゃえよ、エリアを。

エリア分けしない限りないよ、根本的な解決策なんて。

ライブハウスは音楽を楽しみに行くところだ。痴漢されに行くところではない。もっと運営側も深刻に考えるべきだと思う。バンドマンがいくら言ったって痴漢被害は無くなってないじゃないか。っていうか、バンドマンにそういうことを言わせんなよとも俺は思うよ。



ライブレポカテゴリの最新記事