【AIR JAM 2018】ラインナップ発表。これでいい理由を考えてみた!

【AIR JAM 2018】ラインナップ発表。これでいい理由を考えてみた!

どうも、パンク大好きデミさん(@Takenoco0803)です。

今日は先日ラインナップが発表されたAIR JAM 2018について。

まあ、色んな意見が出てくるわけですよ。エアジャムってそれくらいみんな思い入れが強いんでしょう。

中でも多かったのが、メンツが微妙って…やつだ。

言いたいことはわからないでもない。

だから俺も言いたいことを言ってみます。



出演者全10組

今回発表された全10組のラインナップは、以下の通りである。

  • Hi-STANDARD(7回連続7回目)
  • BRAHMAN(6回連続6回目)
  • SLANG(3回目)
  • 10-FEET(4回連続4回目)
  • マキシマム ザ ホルモン(3回目)
  • HEY-SMITH(2回連続2回目)
  • The Birthday(初)
  • SiM(初)
  • 04 Limited Sazabys(初)
  • KOHH(初)



雑感

BRAHMAN

BRAHMANはメンバーチェンジをすることなく活動を継続してきた重鎮。TOSHI-LOWは震災の年のAIR JAM 2011開催のきっかけを作ったことはあまりにも有名な話である。2月には初の武道館公演を成功させた。(仕事の都合で泣く泣くチケットリセールした…)


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そろそろ出なくなるかなとも思ったのだが、昨年のハイスタのツアーで北海道で共演を果たしてるのでやはり順当なのだ。誘われて断る理由は全くない。復興支援活動にも精力的で、ほんとうに頭が下がる思いである。

【南阿蘇大復興祭】TOSHI-LOWと細美武士の言葉をみんなにも聞いてほしい。

10-FEET

シーンへの貢献度という意味では、10-FEETも順当である。

10-FEETはハイスタが止まった2000年台から頭角を現し、今年で結成21年目。2007年から始まった京都大作戦も今年で11年目を迎え、近年のアーティスト主催フェスでは最もチケットが取れないイベントとなっている。


Fin(
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今もレコ初ツアー中だが、2012年から5年間アルバムを出さなかったにも関わらず、人気は落ちることなくむしろ高まった気がするのは、彼らの音楽だけではなく、人柄の素晴らしさもあるのではないか。俺たちが言いたいことを代弁してくれる。いつ、どこで観ても彼らは俺達に寄り添ってくれる。

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マキシマム ザ ホルモン

ホルモンは2016年はナヲの出産で休んでたが、それがなければ間違いなく呼ばれてたはず。

去年のハイスタのツアーファイナル・さいたまスーパーアリーナでの対バン相手である。このツアーで一番最初に声をかけたのがホルモンであり、彼らもまた順当と言えるだろう。


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去年の復活ツアーもチケットは全く取れず、彼らをハコで見たことがない俺としてはフェスで観れれば御の字のバンドである。

【マキシマムホルモン】初心者はまず亮君の歌詞と解説を読もう!

メインで聴くわけではないが、たまにふと聴くと思わず、「上手ぇ!!!」と叫んでしまう超絶テクニックと3種類の声色が渾然一体の楽曲、エアジャムに相応しいバンドです。

HEY-SMITH

2016に続いて2回目の出場のヘイスミス。


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これはちょいと驚いた。が、彼らの主催フェス・HAZIKETEMAZAREに横山健が出たり、ハイスタのツアーの新潟・朱鷺メッセでゲストにも呼ばれてるし順当のうちに入るのか。

猪狩はめっちゃハイスタ好きだし(ハイスタのツアーかなり行ってる)、健さんも猪狩のことはめちゃくちゃ可愛がってるし(ハジマザのMCで「活動休止中にヘイスミ畳むなって言ってやった」って言ってた)、インディーズだけど人気はありますしね。個人的にかなすちゃんも好きですし。

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coldrainはめっちゃ悔しがってるんじゃないかと思いますが…

The Birthday

この発表が一番驚いた。そしてアガった。


GOLD TRASH

チバユウスケとエアジャム。もう昔を知ってる人間からしたら水と油みたいなもんだ。

90年代後半から活躍してたハイスタとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT

でも決して交わることがなかったから。存在はもちろん知ってただろうけど、交流もほぼなかったはずだ。それはおそらくファンも。俺はミッシェルにどっぷりで、正直ハイスタなどのエアジャム勢は毛嫌いしてた。(でもCDはこっそり持ってた 笑)

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT】アベフトシの死去で伝説に

何年か前からだろうか。横山健とチバユウスケの交流が健さんのコラムに書かれたことがあって、そしてKen Bandとバースデイが対バンをやるようになり、その結果が今回のエアジャム初出場だ。

そう、横山健がチバユウスケを導いたのだ。たまんないっす。

SiM

彼らもようやくエアジャムにたどり着いたと言えよう。


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ヘイスミと同じく去年のハイスタのツアーに呼ばれてるし、自身が主催するDEAD POP FESTIVALは毎年好評である(今年はONE OK ROCKが出ることでさらなる話題に)。

DPF】ペットボトルは凶器だ!バンドがフェスを主催するリスクを考えろ!

ハイスタが第一世代、テンフィとホルモンが第二世代としたら、ヘイスミとSiMが第三世代ということになる。しっかり、着実にシーンを担ってきてるからこそ、今回エアジャムに呼ばれてるのだ。

もう一度言う、coldrain…

04 Limited Sazabys

今回物議をかもしてるポイントの一つがフォーリミだ。

彼らは第四世代と言える若いバンド。けどまた彼らもハイスタのツアーに呼ばれてる。武道館も成功させてる。だから場違いということは何一つない。

彼らが敬遠される理由は、2つあると思ってて。1つは一部のファンの振る舞いだ。

04 Limited SazabysGENがリフトはダメだって言ったよね?

彼らのファンは若いだけあって勢いもあってパワーも有り余ってる。だからいろんなことが起こる。これは彼らのファンの中で解決すべき問題で、これがあるからってエアジャムに出る資格がないなんてことはない。むしろおっさんたちにご指導ご鞭撻されればいい。

もう1つはGENくんの声や女性人気だ。彼は若手メロコア勢の中でも声が高い。そして可愛い。そしておしゃれ。まるで原宿の美容師にいそうなタイプだ。


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通常盤]

こういうタイプが一番おっさんに嫌われる。

でもYON FESというのを自分らで企画して毎年成功に導いてる。動員面も含めてもだ。

何も気にすることはないじゃないか。ハイスタに憧れてバンドを始め、難波さんと同じくベースボーカルをやって、デビューして武道館もやって、ハイスタのツアーにも呼ばれて。

発言も強気で、見た目と違って骨太な青年である。胸張って出ればいいと思うけど。



Hi-STANDARDが主催するという価値観

エアジャムらしくない。よく言われてる言葉だが、エアジャムらしいってなんだ?

90年代の同世代のバンドを集めるのがエアジャムらしいのか?

2011・2012とは違って、2016からはそういう意識が変わってきてると思うのだ。

そう、ワンオクとWANIMAが出た福岡ヤフオクドームからだ。

あの時難波章浩は、「エアジャム世代を更新・突破する」と言ってた。

その象徴が2016のONE OK ROCKであって、今回はその勢いがさらに加速しただけとは言えないだろうか。

Hi-STANDARD・SLANG・BRAHMAN・The Birthdayの第一世代。

10-FEET・マキシマム ザ ホルモンの第二世代。

HEY-SMITH・SiMの第三世代。

そして、04 Limited Sazabys・KOHHの第四世代。

並べてみると世代間のバランスは整ってる。

そして、テンフィ・ヘイスミ・SiM・フォーリミは自らフェスを主催・運営してる。彼らは各世代の旗手ではないか。

例えばいわゆるエアジャム世代のバンドばかり並べても、そこに人気や動員力は伴っているのか?ってこと。

それよりも今はどうなのかってことが俺には重要な気がする。

難波さんは自身のラジオで決意を語ってた。

こう、なんか、大人になったバンドとしてー、できること、ただやればいい、ただぶちかましゃーいい、んじゃなくて、やっぱ届けたい部分はたくさんあってさ。やっぱ俺たちが乗り越えた思い、乗り越えたからこそ感じれる思いとか、ね。ほんと、3人が乗り越えた思いとか。ま、健くんと俺なんてめちゃくちゃ仲悪かったりした時もあったわけでしょ?だからそういうところでやっぱ、うーん、壁が取っ払われたことで、発せれることができるバイブスっつーか、うん、今のこの日本に、うん。それをやっぱり、届けたい。うん、それが俺の、漠然とした、Hi-STANDARDをやる、意味だったりもするんだけども。

難波章浩(Hi-STANDARD)が【AIR JAM 2018】について語る!

そして、健さんも。

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2018.9.9(Sun)@ ZOZOマリンスタジアム、AIR JAM 2018 開催決定 ということがひとつ。 18年振りにハイスタが止まった場所に戻るわけですが……オレはそこになにかを求めない。 なにも感じないわけないですが、今のハイスタでステージに立つのだから、昔のことはどうでもいいと今は言っておきます。 壊れたものは絶対に元には戻らないんです。 それが悔しかったら、新しく一から作るんです。 という気持ちであるということがひとつあります。 ということですね。 やはり男の子ですから。 #airjam2018 #airjam #histandard #ハイスタ #ひとつさん

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難波さんの、千葉マリンでやる今回のエアジャムに対する思いと、健さんのエアジャムを新しく一から作るという思い。それを聞いたら、俺は今回のAIR JAM 2018のメンツは面白いと思ってます。

他のフェスとメンツに違いがないと思うなら、申し込まないでほしい。俺以外にも行きたい人は山ほどいるはずだ。

ここまで触れてこなかった2つのアーティスト、人気面では一角劣るがエアジャムらしいSLANGと、ヒップホップ界から参戦のKOHHも何らかのハイスタ側の意図があるはずだ。

KOHHが、日本ラップシーンで異例の活躍を続けられる背景に迫る

それについてはまた、難波さんのラジオの文字起こしでもしてみようと思う。

昔はフェス自体がそんなになかった。だからこそフェスの価値も今よりも大きかった。

今その価値を見出すとしたら、不定期で行われるAIR JAM、そしてあのHi-STANDARDが主催するAIR JAMということだろうか。他のフェスとメンツは同じだとしても、AIR JAMだからこそパフォーマンスを、化学反応を観れると思うのだ。

そしてそれを受けてからのHi-STANDARDのライブ。俺は考えるだけでワクワクする。

チケット、取れる気しないけど。



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