【Hi-STANDARD】ネットの世界はもはやバーチャルではなく現実である!難波章浩がSNSについて語る!

【Hi-STANDARD】ネットの世界はもはやバーチャルではなく現実である!難波章浩がSNSについて語る!

どうも、パンク大好きデミさん(@Takenoco0803)です。

今回は7月29日放送の『難波章浩の今夜もCLOSE TO ME』文字起こし。

うーん、ブログを書いてる身からしたら今回のSNSの話は考えさせれました。

ネットの世界も もはやバーチャルではなく現実です。

それではどうぞ。



NOFXの話

NOFXっていうバンドがあって。僕らHi-STANDARDがリリースしているFat Wreck Chords(ファット・レック・コーズ)っていうのを運営している人たちなんですけどね。そのファット・マイク率いる、カバーのみの、カバーしかやらないっていうバンドがMe First and the Gimme Gimmes(ミーファースト・アンド・ザ・ギミー・ギミーズ)ってバンドなんだけど。

ME FIRST THE GIMME GIMMES、11月に10年ぶりにヘッドラインツアー開催決定!

これマイクが作ったバンドじゃないの?(来日しないっていうのは)ちょっと意味がわからない状態ですね。この写真見るとマイクいないからどうなのかなと思って調べたらマイクは来ないって。これだぶんバッド・レリジョンのベースの人だねー。そうなんだねー。

そう、NOFXもアメリカで大変なことになっちゃったじゃないですか。わからない人には説明しなきゃいけないんだけど。そもそもこの話する必要があるのかもわからないんだけど。ラスベガスのフェスに出たんだよね。で、その会場が、まさに銃乱射事件のあった会場だったんだよね。まあきっと酔っ払ってたんだと思うんだけど、その、「亡くなった人たちはカントリーミュージックを聴いてて、パンクロックを聴いてたやつは撃たれなかった、撃たれないよな?」みたいなことを言っちゃった、その類のことをね。

NOFX、ラスベガスで起きた銃乱射事件を冗談にしてビール会社がスポンサー契約を解消

まあ、NOFXのマイクっていうのは、ブラックジョークっていうか意味の分かんないジョークをよく言って、それがまあノリになってるんですけど。まあそれは俺もライブで見ててわかってたんだけど、結構そのジョークはひどい!ってなって。で、当日ラスベガスのローカルTVかな?かFMの方が、そのMCの映像を撮ってて、それをSNSにアップしたんだよね。それが全米中に拡散され、さらには全米のトップニュースになるくらいの。「こんな意味分かんないこと言ってるNOFXっていうパンクバンドがいる」みたいな、「ひどい!」「このジョークはどうなんだ!?」「何を言ってんだこいつら!?」みたいになっちゃって、NOFXがすごい責められたわけ。

で、そのあと、NOFX側は返答しなかったんだよね、1週間位。その時間も良くなかったのかなー。で、Instagramで、ファット・マイクが書いてるであろうコメントが、謝罪文が出て。で、NOFXはフェスを主催してたんだよね、ビール会社がスポンサーになってる。そのビール会社がスポンサーを降り、NOFXもそのフェスのヘッドライナーになってたんだけど、NOFXもライブできず。ヨーロッパではライブやってるんだけどもね、アメリカではライブ自粛してるみたい。

なんていうかその事件というか事故を見て、すごい俺 複雑な気持ちになったんですよね。まずそんなネガティブなニュースが、自分のボスだよね、NOFXのファット・マイクがそんなことになってるってことが。言ってることがまた意味がわからなかったから。心のなかでは、マイク何言っちゃってるんだ?って思ったし。で、それによって全米中にディスられまくるっていう。大丈夫?NOFXこのまま活動できなくなっちゃって解散しちゃうんじゃないか、くらいの。それくらいNOFXは落ち込むわけなんだけども。

で、そのあとヨーロッパで企画されてたライブには行ったんだよね。で、アメリカで企画されてたライブには、ヘッドライナーで企画されてたライブには、Descendents(ディセンデンツ)っていうバンドがやってあげたりとか、NOFXをフォローする側に回るんだよね、みんなが。そこでやっぱりみんなが離れなかった、パンクロックの同世代のバンドや、パンクバンドの仲間たちが、NOFXを、何ていうのかな、擁護するわけでもなく何もコメントするわけでもなく、そのイベントがうまくいくようにみんなが手を差し伸べてあげるっていう。なんかすごいなー、すごいことになってるなーって思って。



SNSについて

まあまず感じたのはSNSの凄さ。それはSNSの悪いところとも言い難いし。でも例えばその日に、マイクたちのそのMCが動画で撮影されてなくて、しかもそれがSNSで拡散されなければ、その当日会場に来てた人たちのブーイングやその人たちのコメントによって、まあ若干のあれはあったけれども、全米のトップニュースになるなんてことにはならなかったんじゃないかなって思ったの。まあまずそんなことを言っているNOFXは本当に良くないんだけどね。だけどやっぱり、なんつーのかな、何が良くない何が正しいかっていうことを、SNSによって、それを見た人、現場でそれを見てない人が、SNSで見たもので物事を判断して、「それは良くねーだろ!」って思いっきりディスりまくるっていうのは、すごい図式だなーって思って。それによって一つの、何かが破壊されてしまう可能性があるわけで。いやー、ものすごい感じだなーって思ったの。

と同時に、僕も実はその経験があって。「Hi-STANDARDが活動休止したのは難波のせいだ!」みたいな時代があったの。それはmixi(ミクシー)とか始まったばっかりの時で。Twitterも出る前、もちろんインスタもない、世の中デジタル化する、もうみんなパソコンを持ってないくらいの時代に、ちょっと早い子が携帯を持ち、パソコンを持ちっていう時代くらいかな。その時代にmixiっていうのが一番最初に生まれて。で、人々がブログを書いてネットで共有するっていう、まあいわゆる誰でもネットで発信することができるっていう時代が始まったくらいの時に、Hi-STANDARDが活動を休止したちょうど2000年の頃なんだけども。そこでねー、なんか俺がものすごいディスられたんだよね。2ちゃんだ、2ちゃんねるが流行ってる時にだ、あれはすごかったよなー。あれを自分も浴びてたんで。

で、同時に、俺自身もやっぱ沖縄に住んでたからmixiを駆使して色々発信してったっていうのがあって。で、そこでやっぱりフォローしてくれる人もいて、そこで救われてた自分もいたりして。ネットの良し悪しっていうのはよく言われることじゃない?ま、自分もそういう経験をして思えるのは、ネットの世界はネットの世界だ、現実の世界は現実の世界だ、ってよく言う人がいるけど、俺はそうは捉えてなくて。ネットでコメントを書く人、それは匿名かもしれないけど、そこは別人格じゃないと思うんだよね、俺は。たしかに匿名だし、匿名にしようと思えば匿名にできるし、ネットだから伝えやすい、LINEで自分の気持ちを伝えるほうが楽だったりする場合もあるくらいだから。若干の質の違いはあるとはいえ、それはやっぱり人の意志で動かしてるものだから、もう、もはや、そこも、一つの、世界。もう、現実の社会として、ヴァーチャルの世界でもなんでもなくて、認めていかないといけない。そこがあるっていう前提で活動や色んな生き方をしていかないと、それこそNOFXみたいなことにもなるし。誰がどこで見てるかもわからなくて、で、それがどういう風に拡散されるかわからないわけで。やっぱりそれは窮屈かもしれないし、時には。プライベートはどこにあるんだ?までいっちゃうこともあるだろうし。だけども、もはやもう、それはもう、現実も非現実もなくて同軸で物事を進めていかなければいけないんだな。だって実際頼っちゃってる部分はたくさんあるわけで、たくさん。うーん、だからそこはね、ネットありき、インターネットありきでねー。

 

ネットショッピングの話

全然話飛んじゃうけど、アメリカなんか大型のショッピングモールが社交場であり買い物する場所であり、地元の大きな拠点になってたはずが、その大型モールでさえも消えつつある、街から店舗が無くなっていってるっていう。もうネットで、Amazonでモノを買って家から出ないで買い物している状態がほぼ、になっているわけで。中国なんかこの間見たけど6割がキャッシュレスの、Apple Payとか、スマホのキャッシュレスのサービスでみんながやっているっていう。だからすごいなーって思って。日本って実際は後乗りなんだな−っていうのがちょっと驚いたし。日本ではまだ2割位らしいんだよね。だからそこでやっぱ、これから絶対そうなってくるっていうのがわかってる。もう大前提でそうなっちゃってて。

ほんと例えば新潟で言うなら、ぶっちゃけただでさえこの古町とか、シャッターあんだけ閉まってる古町、俺の高校あの辺にあったんで、「俺の古町がー!」って思うくらいシャッターが閉まっちゃってて、人が歩いてなくて、もう悲しくなるくらいの現実があるのに、さらに、小売店がネットによってとんでもないことになっていくわけでしょこれから。だからどうなっていくのかなーって不安にもなっていくけど、そこはもう直視していかないと。

洋服でさえさ、靴もそう、もう試着しなきゃ買えないじゃんって思ってたのに、ZOZOタウンなんていう世界がトップになっていくわけでしょ。うーん、だからすごいと思いますね。



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