【10-FEET】TAKUMAの心の闇はどこで発散してるのか気になったって話!

ライブレポ
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どうも、パンク大好きデミさんです。

行ってきました、初の10-FEETのツアー!(フェスでは経験あり)

まさに機は熟したという感じです。

TAKUMAのダミ声を克服してからようやくたどり着いたライブです。

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豊洲PITって3,000超えのバカでかいハコなんですけど、ここまででかいとこだとバンドの実力が顕著に出ると思ってまして。

10-FEETはすごかったですねー、素晴らしかったです。

彼らは毎年様々なフェスに出演し、自分らで京都大作戦も主催し、ツアーでは全国津々浦々小さいハコから大きいハコまで回ってる。

その懐の広さというか、さすが場馴れしてるというか、観に来てるお客さんを誰ひとりとして置いていかない、そんな優しさを感じた夜でした。

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セトリ

  1. 1 size FITS ALL
  2. STONE COLD BREAK
  3. focus
  4. fast edge emotion
  5. Fin
  6. SO
  7. 十二支
  8. EVERY
  9. STANDin
  10. hammer ska
  11. goes on
  12. DAVE ROAD
  13. 夢の泥舟
  14. 火とリズム
  15. JUST A FALSE!JUST A HOLE!
  16. 2%
  17. 太陽4号
  18. アンテナラスト
  19. RIVER
  20. 1sec.
  21. 蜃気楼
  22. その向こうへ
  23. VIBES BY VIBES
  24. back to the sunset
  25. 時間がないときのRIVER



デトックスされてすっきり

この日の東京は雪予報が出てる生憎なコンディションでしたが、会場は人・人・人でした。

リストバンドを受け取って会場入りした時にはもうコインロッカーは空いておらず、上に山積みされた荷物がたくさん置いてありました。

いつも思うんですが、ライブハウスに行くときには傘は折りたたみにした方がいいですよ。どうやったってロッカーには入らないんだから。それくらいはライブハウスに何度も行ってる人なら考えればわかることですよね。

なんておっさんの小言は置いといて、お客さんの年齢層は10代から40代(50代の方もいたかも)ととても幅広かったですねー。

素敵だなーと思ったのは大作戦のTシャツを来てる人たちの数の多さ。

バンド主催フェスって今はたくさんあるけれど、京都大作戦ってやはりみんなにとって特別なんですよね。

今年の開催も発表になったけど発表直後からのテンションの上がり方は一番でしょう。

俺が毎年行ってるSATANIC CARNIVALもまだまだ及ばない。

PIZZA OF DEATHももっと頑張らないといけないですねー。

さて肝心のライブ。

俺はいつものように最前ブロックの後ろの方からスタートしました。

正直にいいます。

TAKUMAって、なんか泣かせようとしすぎな気がしててちょっと鼻についてたんですよね。

だからいい曲もたくさんあるのも知ってたけど、わざわざライブに行かなくてもいいかなって思ってたんです。

好きだけどライブを見に行くほどじゃないバンドって誰しもいますよね。

俺にとって10-FEETはそんな印象でした。

だからこの日も、もしかしたら最後まで大人見になるかもしれないなーなんて思ってました。

実際もそうだったんです。はじめの4曲くらいまでは。

『STONE COLD BREAK』でサークルが発生しても、

「おーおーアガっとるなー、見辛くなったなー」

くらいの感じでちょっと冷めた感じでした。

俺の中の何かが弾けたのは、一番気にしてたTAKUMAのMCからだった。

「今までずっと「一人じゃない」って歌を歌ってきたけど、「一人の方がええなあ」と思うこともあって。飛んで行けるなら飛んでいきたいんだけど、それは出来ないから。だからこの曲でお前らの元に飛んで行く!」

こんな感じのMCだったような。

一人の方がいい時がある。放ってほしい時があるのが人間。誰しもが励ましてほしいわけじゃないんですよね。励ますのってタイミングも技術も必要で、間違えると逆効果になってしまう簡単そうで難しい。

俺みたいな人見知りで面倒くさい人間のことがよくわかってるなー、TAKUMA。

そんなことを思ってから始まった『夢の泥舟』で遅ればせながらスイッチが入りました。

『火とリズム』が始まって頃からはあっという間にモッシュピットに侵入してた。

そして『2%』が終わったあとだったであろうか、突然TAKUMAが叫びだした。

マイクから離れて地声でバカでかい声で「うぉー!」って。何度も何度も。

その迫力に俺は圧倒された。お客さんも「うぉー!」って返し始めた。

何度も10-FEETのライブに行ったことがある人にはおなじみの光景かもしれない。

でも、俺は他のバンドのライブでこんな光景を見たことがなかった。衝撃的と言ってもいいのだ。俺にとってカルチャーショックだった。

いったい何なんだこいつは?って思ってたらおもむろに話し出した。

ライブすればするほど、ライブに行けば行くほど、人は感動しなくなっていく。でもそれは、もっと感動することを知ってるからではないだろうか?

俺はもっとお前らと向き合いたい!楽しみたい奴は楽しめ!叫びたくても叫べへんやつ!そんな奴のために俺が代わりに歌ってやる!

叫びたくても叫べないやつ。それは俺に向かって言ってるような気がしたのだ。

そのあとやった『太陽4号』は本当に素晴らしかった。気付いたら嘘みたいに涙が頬を伝っていった。

その後はもうあんまり覚えてないです、一番泣いたのが『蜃気楼』だったこと以外は。

なんか心の奥の奥までTAKUMAに見透かされてる気がして悔しかったけど、なんか解放されましたね。

開放ではなくて解放です。縛られてたものから解き放たれて、無茶苦茶デトックスできた気がしたそんな夜でした。



むしろ書き込んでてほしいわ!

東京って人気のあるバンドが狭いハコでやることが非常に少ないんです。

10-FEETほどの人気バンドだから仕方ないんだけど、狭いハコならもっと感情移入できたかもしれない。そんなことを思いました。

でも、彼らはそのかわりに地方の狭いハコをくまなく回ってくれる。

メジャーなバンドなんだから、そこまで細かく回らずにホールツアーでもやれば済む話なのにあえてそれをしない。

終わったあと出待ちしてるファンと必ず記念撮影をする。

これってなかなかできることではないと思うんです。

狭いハコを回ることによって観に行けない人もいる。それは弊害かもしれない。

でもその代わりに今回の豊洲のように、ホールではないけれど大きいライブハウスでワンマンを行っている。

彼らのことを悪く言う人はいない。それはファンも、同業のバンドマンも。

あそこまで優しい奴らはなかなかいない。それははじめて観に行った俺でもよくわかった。

でも、だからこそ心配してしまうのだ。

TAKUMA、お前は大丈夫なのか?って。人に寄り添ってばかりでストレス溜まってないのか?って。

誰しもが心に抱えてる闇を、TAKUMAはずっと抱え続けてるのだろうか。それともどこかでうまいこと発散してるんだろうか。

なんか闇がある前提で話をしてますが、色んな挫折を繰り返して今の弱者に寄り添ってるTAKUMAを形成してるはずなんで。

2ちゃんねる(今は5ちゃんねる)とかで、クソほど毒づいててほしいなー。いや、むしろそれのほうが健全でしょ。

良い奴ほど闇を抱えてる。人見知りでひねくれてる俺はそんなことを思いましたとさ。

次はもう少し小さいハコで観たいと思います!

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